ウェザーニューズ、米沢市と熱中症対策で連携。気象IoTセンサーを活用
ウェザーニューズの気象IoTセンサー「ソラテナPro」を6月に米沢市内4か所の中学校に試験設置。気温や湿度、風速のデータから「暑さ指数」を算出し、教職員などの関係者へ共有する。 【もっと写真を見る】
ウェザーニューズは5月27日、米沢市と包括連携協定を締結したことを発表した。両者は熱中症対策や環境教育、防災などの分野で連携し、市民の安全・安心な暮らしの確保に取り組む。 本協定により、ウェザーニューズの気象IoTセンサー「ソラテナPro」を6月に米沢市内4ヵ所の中学校に試験設置。気温や湿度、風速のデータから「暑さ指数」を算出し、教職員を含む関係者へ共有することで、生徒の熱中症予防措置の一助として役立てられる。 これまでは職員が現場で暑さ指数を測定していたが、ソラテナProを設置することで、スマホアプリから簡単に確認でき、職員の業務負担も軽減されるという。 両者は教育分野のほか、環境問題を考える上で必要なノウハウの共有や、防災対策や、各種産業におけるデータ活用などについても包括的に連携を進めていく。 文● ASCII