【卓球】平野美宇〝2028年ロス五輪〟に言及しない理由「行きたいと言ったところで…」
卓球女子の平野美宇(木下グループ)が〝目標設定〟の狙いを明かした。 2大会連続出場となった今夏のパリ五輪はシングルスで8強入り。団体では銀メダル獲得に大きく貢献した。その一方で現在は具体的な目標に言及せず、目先の一つひとつの大会に照準を合わせている。まだ24歳と4年後のロサンゼルス五輪も視野に入る年齢だが、2度五輪を経験したからこその思いがあるという。 【写真】胸中を語る平野美宇 ブランドアンバサダーを務めるミズノ社の都内でのイベントに12日に出席した平野は「(パリ五輪が)終わったばかりなので、まだわからないのと、今は本当に(日本の)レベルが高いし、行きたいと言ったところで行ける大会ではない」と率直な思いを吐露。 その上で「行きたいと思うことよりも、どうやったら行けるか、どうやったら勝てるかを考えて、それが自分の中で整ったなと思ったら行きたいと思うようになる。まずは内容を先に考えるのが大事」と展望を語った。 この日のイベントは約600の応募から当選した10人のファンと交流。トークコーナーは平野とファンの距離が約1メートルほどで、体験コーナーでは平野とファンがラリーなどを楽しんだ。平野は「なかなか普段はファンの方とお話しする機会はないけど、今日はみなさん応援してくれたり、いろんな大会も見てくれていると実感することができた。そういう人たちにいい結果を報告するためにも、またこうしてイベントを行うためにももっともっとこれからも頑張りたい」と刺激を受けた様子を見せた。
東スポWEB