内野聖陽が岡田将生率いる天才詐欺師集団と復讐を開始 『アングリースクワッド』本予告
11月22日より新宿ピカデリーほかで全国公開される上田慎一郎監督最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の本ビジュアルと本予告が公開された。 【写真】天才詐欺師の氷室を演じる岡田将生ほか、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』場面写真 本作は、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクが共演した韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、『カメラを止めるな!』の上田監督がオリジナリティを加えたクライムエンターテインメント。 主演を務めるのは、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)シリーズや公開の控える映画『八犬伝』で葛飾北斎を演じるなど話題作への出演が続く内野聖陽。税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎を演じる。そんな公務員・熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師役は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』や映画『ラストマイル』に出演した岡田将生が担当。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男・氷室マコトを演じる。 公開された本ビジュアルには、「モラルを守って騙しましょう」という言葉とともに、マジメな公務員の熊沢(内野聖陽)と天才詐欺師の氷室(岡田将生)の一見交わるはずのない2人の姿が大きく写し出されている。そしてその脇を熊沢の部下の望月(川栄李奈)、10億円もの脱税疑惑がある巨大企業の社長・橘(小澤征悦)、クセ者ぞろいの詐欺師集団“アングリースクワッド”が取り囲んでいる。 あわせて公開された本予告は、頭にワインをかけられても歯を食いしばって怒りに耐える熊沢の衝撃的なシーンからスタート。巨額脱税疑惑のある脱税王・橘から大金を騙し取るため、天才詐欺師集団“アングリースクワッド”とチームを組んだ熊沢。氷室マコトをはじめ、元女優の白石美来(森川葵)、偽造のプロの丸健太郎(上川周作)、当たり屋の村井竜也(後藤剛範)、闇金親子の五十嵐ルリ子(真矢ミキ)と五十嵐薫(鈴木聖奈)と、個性豊かな面々が次々と紹介される。“詐欺の基本は偽物を本物だと思わせること”。氷室に詐欺のレクチャーを受けながら、橘を陥れようと着々と計画を進めていく熊沢。何者かに成り済ました熊沢たちは、何やら橘に豪邸を紹介している様子。熊沢の怪しい行動を察した部下の望月、親友の刑事・八木(皆川猿時)は引き留めようとするが、熊沢はどうしても橘に復讐しなければならない理由があるようで……。 また、本作の主題歌が、KERENMIの「名前を忘れたままのあの日の鼓動 feat. 峯田和伸」に決定。音楽プロデューサー蔦谷好位置による変名プロジェクトであるKERENMIが本作のために書き下ろした今回の主題歌は、ボーカルに峯田和伸を迎えた、疾走感溢れるエモーショナルな仕上がりの楽曲となっている。上田監督からの熱いオファーにより実現した今回の主題歌は、年齢を重ね平和な日常のなかでいつの間にか忘れていた“怒り”を取り戻し、クセ者揃いの詐欺師集団「アングリースクワッド」とともに脱税王に立ち向かう主人公・熊沢二郎の感情を表現し、作品とシンクロした内容となっている。 コメント KERENMI(蔦谷好位置) あの『カメラを止めるな!』の上田監督が KERENMI の「アダルト feat. アヴちゃん from 女王蜂 & RYUHEI from BE:FIRST」を聴いてオファーしてくれたと聞き、素晴らしい作品を作る監督に自分の音楽が響いていたことがとても嬉しいと同時に、上田さんの作品に最大限のエネルギーで応えたいと思いました。 このために 3、4曲作ったのですが、上田さんは言いにくいであろうクリエイティブな部分も丁寧に伝えてくれて、結果映画のエンディングを彩る最高の曲になりました。 ほぼ同世代の音楽家で同時代を別々の道で歩んできた峯田和伸さんとこの曲を一緒に作れたのも上田さんのおかげです。 映画『アングリースクワッド』と共に KERENMIの「名前を忘れたままのあの日の鼓動 feat. 峯田和伸」も是非楽しんでください。 上田慎一郎監督 蔦谷さんが曲を作り、峯田さんが歌ったもの。それが自分の監督した映画の主題歌になる。 そんな夢みたいなお話、若かりし頃の自分に言ってもきっと信じないでしょう。 蔦谷さんの作る曲、峯田さんの歌声を今日まで幾度となく聴いてきました。 カラオケで喉を枯らして歌ってきました。何度も背中を押されてきました。そんなお二人と交わる時が来るなんて…! この曲もまた、誰かの背中を押してくれるものになると信じています。 映画を観ると、この曲を思い出す。この曲を聴くと、映画を思い出す。 そんな、映画と一体となった主題歌を創ってくださいました。ぜひ、劇場で映画と一緒に味わってください。
リアルサウンド編集部