【MLB】ドジャースがスイープ負けを回避 大谷47号&48盗塁など2安打3打点 カブス・鈴木も20号放つ
【カブス8-10ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間9月12日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのカブス3連戦の最終戦を迎え、7回裏にギャビン・ラックスのタイムリーで勝ち越しに成功。10対8で勝利し、3連戦のスイープ負けを回避した。ドジャース4番手のアレックス・ベシアが3勝目(4敗)を挙げ、6番手のマイケル・コペックは13セーブ目を記録。カブス5番手のショーン・アームストロングは同点の7回裏に勝ち越しタイムリーを浴び、3敗目(3勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平がキャリアハイ更新の47号先頭打者アーチを放つ ジョーダン・ウィックス(カブス)とボビー・ミラー(ドジャース)の両先発で始まった一戦は、カブスが1回表に2本のタイムリーで2点を先制。しかし、ドジャースは1回裏に大谷翔平のキャリアハイ更新となる47号先頭打者アーチで1点を返すと、二死1塁からトミー・エドマンの3号2ラン、ウィル・スミスの18号ソロ、マックス・マンシーの14号ソロと三者連続アーチが飛び出し、球団タイ記録の1イニング4本塁打で5点を奪って逆転に成功した。 カブスも食らいつき、3回表に鈴木誠也が2年連続の大台到達となる20号ソロを放って2点差に。ドジャースは3回裏に大谷の2点タイムリーで7対3とリードを広げたが、カブスは5回表一死1・2塁からコディ・ベリンジャーが17号3ランを放ってミラーをノックアウトし、さらに2番手のダニエル・ハドソンからピート・クロウ=アームストロングがタイムリーを放って7対7の同点に追いついた。 試合はそのまま終盤に突入し、7回裏二死1・3塁からラックスのタイムリーでドジャースが勝ち越しに成功。8回表を5番手のエバン・フィリップスが三者凡退に抑えると、8回裏にはエドマンが勝利を決定づける4号2ランを放ち、9回表に1点を返されたが、10対8で3連戦の最終戦を制した。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、47号先頭打者アーチと2点タイムリーで4打数2安打3打点の活躍。本塁打のキャリアハイを更新し、通算217本塁打は秋信守と並んでアジア人選手史上最多タイとなった。また、打点を104に伸ばし、打点王争いでもトップに浮上。さらに、2回裏に四球で出塁した際、今季48個目の盗塁を決めており、前人未到の「50-50」達成まであと3本塁打&2盗塁となった。今季の打撃成績は打率.292、OPS.992となっている。 カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、3回表に20号ソロを放って3打数1安打1打点2四球。昨季は日本人右打者として初めてシーズン20本塁打を達成したが、2年連続で20本塁打の大台に到達した。連続試合安打を3に伸ばし、今季の打撃成績は打率.274、OPS.833となっている。