大谷、早朝のインスタ更新に韓国感激「ハングルまで使うなんて…」 新同僚を「一番早く喜んだ」
ドジャース入りキム・ヘソンを韓国語で歓迎、広がる驚きの声
米大リーグのドジャースは3日(日本時間4日)、韓国プロ野球のキウムからポスティングシステムを利用しての米移籍を目指していたキム・ヘソン内野手の獲得を発表した。大谷翔平投手が真っ先に、自身のインスタグラムで韓国語を使って「ようこそ友よ」と歓迎の意思を示したことに、韓国では驚きが広がっている。 【画像】「ハングルまで使うなんて…」 大谷翔平が韓国同僚を歓迎した実際のメッセージ 大谷は日本時間の4日早朝、自身のインスタグラムのストーリー機能を用い、ドジャース公式SNSがキム・ヘソンの獲得を伝えた投稿を引用。韓国語で「ようこそ友よ」と付け加えて投稿した。この温かい歓迎が韓国ではすぐに拡散した。 韓国メディア「SPOTV NEWS」は「大谷がハングルまで使うなんて…キム・ヘソンのドジャース行きを真っ先に喜ぶ『ようこそ友よ』」という記事を掲載している。この中ではキム・ヘソンの代理人事務所が大谷と同じCAAであり「大谷が米国でキム・ヘソンに会って多くのアドバイスをくれた。だからキム・ヘソンが安定を感じた面もある」という同社関係者の言葉が紹介されている。 その上で「何より、大谷がハングルであいさつを残したのが印象的だ」「ドジャース選手の中で、一番早くキム・ヘソンの入団を喜んだのだ」と伝えた。 また「MKスポーツ」も「大谷はソーシャルメディアをしょっちゅう使う選手ではない。何か重大な発表があるときだけインスタグラムを活用するほうだ」「それほど特別に、新たなチームメートを歓迎するメッセージを残す誠意を見せた」と報じた。 大リーグ球団による交渉期限は米東部時間の3日午後5時(日本時間4日午前7時)で、期限ぎりぎりにドジャースとの契約が成立した。米国のスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者が自身のXで伝えた契約内容によると、3年総額1250万ドル(約19億6000万円)で合意し、2028年から2年間は球団がオプションを保有する。最大2200万ドル(約34億6000万円)に達するという。 キム・ヘソンは昨季韓国プロ野球で打率.326、11本塁打、75打点を記録。通算でも953試合に出場し打率.304、37本塁打、211盗塁を記録している。2021年に行われた東京五輪や、2023年のワールド・ベースボール・クラシックで韓国代表としてプレーした。
THE ANSWER編集部