【レスリング】文田健一郎パリ五輪で悲願の金メダルへ “山道ダッシュ”で最後の追い込み
パリ五輪レスリング日本代表男子グレコローマン60キロ級の文田健一郎選手らが4日、群馬・草津町で行われている合宿に参加しました。 【画像】レスリング女子日本代表の藤波朱理選手も先月、2人を背負った状態で"坂トレ"を行った この日のメニューはスキー場の急勾配を全力で登る“山道ダッシュ”。文田選手も合宿の「メイン」と語っていたトレーニングです。 朝10時に始まると、100メートル以上の距離を10本以上ダッシュ。さらに仲間を背負っての走り込みや、手を使わない馬跳びなど、およそ1時間半にわたってスタミナを強化。選手たちは倒れ込みながらも、過酷なトレーニングを最後までやり通しました。
パリ五輪前最後の追い込みとして、合宿に参加した文田選手。練習後、取材に応じると「きついっすね~」と本音を漏らしながらも「いい練習ができた。ここを登ると試合への緊張感や挑む気持ちがグッと高まります」と手応えを口にしました。 東京オリンピックでは、決勝で敗れ銀メダル。「草津から力をもらって、パリで自分が思う最高の成績を出したい」と決意を語りました。