綾野剛、「志摩ありがとう」“相棒”星野源との再会に感激!「アンナチュラル」&「MIU404」&『ラストマイル』総勢15名がオレンジカーペットを闊歩
大人気ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開する完全オリジナル映画『ラストマイル』(8月23日公開)の“シェアード・ユニバース”プレミアイベントが8月20日に東京、新宿歌舞伎町のタワーステージ&シネシティ広場で行われ、『ラストマイル』から満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、阿部サダヲ。「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新、市川実日子。「MIU404」から綾野剛、星野源、麻生久美子、そして塚原あゆ子監督というシェアード・ユニバースの世界を彩る総勢15名の超豪華メンバーが登壇! 作品カラーでもあるオレンジカーペットを笑顔で闊歩し、会場に集まったファン約300人から大歓声を浴びた。 【写真を見る】オレンジカーペットで綾野剛&星野源が麻生久美子をダブルエスコート! 本作は「アンナチュラル」、「MIU404」の塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子がタッグを組んだノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつである「ブラックフライデー」前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく様子を描く。この日のMCは、「MIU404」でおなじみのキャラクター、ポリまるの声を担当していた緒方恵美が務めた。 登壇者は、各作品のチームごとにステージにお目見え。大きな拍手を浴びながら、晴れやかな笑顔でオレンジカーペットを歩いた。キャスト陣は作品の垣根を超えて楽しそうに会話を交わすなど、カーペット上でも3作の世界線が入り混じり、豪華メンバーの和気あいあいとした様子にファンからは終始、大歓声が湧き上がっていた。 連続爆破事件の収拾に奔走する本作の主人公、舟渡エレナを演じる満島は、「ここにいるステキな俳優さんがみんな、持ち前のエネルギーをキュッと凝縮したような映画。画面から出てくるエネルギーがすごいです。自分たちの人生に寄り添うような、日常に関係のある悲しさや苦しさ、痛みも出てくるような作品ですが、一人一人のコミュニケーションや愛情が深く描かれている映画だなと思います」と熱っぽく本作を紹介。「改めて、これだけの皆さんと共演することができたんだと感無量です。ありがとうございます!」と“シェアード・ユニバース”を彩るすばらしい俳優たちとの共演を喜んだ。 エレナとコンビを組む梨本孔役の岡田は、「オレンジカーペットを歩いている最中、皆さんが揃っている姿を見て、本当にすごい映画に出させてもらったんだなと改めて実感した」と感慨深け。「アベンジャーズのような皆さんと、またお仕事ができるように頑張らないとなと思いました」とたっぷりと刺激を受けた様子だ。3作品すべてに出演を果たしている毛利刑事役の大倉は「3作品全部、出させていただいて」と切りだし、周囲のキャストも「ヨッ!」「フー!」と大盛り上がり。「得したぜ!」と声を大にして、会場を笑わせていた。 そして「アンナチュラル」チーム、三澄ミコト役の石原は「『アンナチュラル』は、私の人生において確実に唯一無二の大切な作品です」とキッパリ。「そのミコトがまたこうして『ラストマイル』の世界で生きられたこと。そして3日後に皆さんにお届けできることが本当にうれしいです」と役柄への愛着をにじませながら、笑顔を弾けせた。「皆さん、暑いなかありがとうございます!大丈夫ですか。周りの人たちで、顔色が悪いかなとか、フラフラしている人がいたら手を差し伸べて、助け合って、水を渡したりとかしてください」と語りかけた中堂系役の井浦は、「この作品は、そういう作品です。楽しみにしていてください」とにっこり。東海林夕子役の市川も「『ラストマイル』の撮影は、ご褒美のような時間でした」と特別な作品だと話していたが、カーペットでも石原&井浦と仲よく目尻を下げるなど、再会がうれしくて仕方ないといった様子だった。 「MIU404」チーム、伊吹藍役の綾野は、3作品について「愛おしくてたまらない」としみじみ。「そのなかで私の役にとって大きかったのは、志摩に会えたこと、また再会できたこと。そういった個人的な想いが作品を支えていて、それが皆さんに届いていくと思うととても温かい気持ちになります。ビッグラブな作品をぜひ楽しんでください」とアピールしながら、「志摩、ありがとう!」と相棒である志摩役の星野に向かってお礼を述べた。その志摩役の星野は「参加するのが楽しみでした。台本を読ませていただいたら、本当にすばらしいストーリーで。市井の人々が主人公になる、そして“ラストマイル”という言葉が絶対に忘れられない言葉になると思います。生活のなかに持ち帰ることができる映画」と力強くコメント。桔梗ゆづる役の麻生は「私にとって桔梗隊長は、一生に一度、出会えるかどうかという大切な役になった。今回こうやって桔梗隊長をまた演じることができて、志摩と伊吹と再会できて、『MIU404』の世界をまた味わって、本当に楽しい時間でした」と貴重な時間を過ごせたことに感謝をあふれさせていた。 取材・文/成田おり枝