アメリカ議会上院「つなぎ予算案」可決 政府機関の閉鎖回避へ
アメリカ議会上院は21日未明、来年3月までの連邦政府の支出をまかなう「つなぎ予算案」を可決しました。バイデン大統領の署名によって成立し、これにより懸念された政府機関の閉鎖は回避されることになります。 アメリカの議会では与野党が対立し、ことし10月から始まった新たな会計年度の予算案の成立のめどがたっていません。そのため、政府の資金繰りをまかなうつなぎ予算の期限である20日までに期限を延長できなければ、資金不足となり政府機関が一部閉鎖される可能性がありました。 こうした中、議会上院は21日未明、期限を来年3月まで延長する新たなつなぎ予算案を可決しました。 この後、バイデン大統領が署名をすると成立する見通しで、懸念されていた政府機関の一部閉鎖は回避されることになります。