【レビュー】ウィリアム・セペダ、猛烈な攻撃でマキシ・ヒューズを圧倒!陣営にギブアップを決断させる | ボクシング
3月17日、ライト級のウィリアム・セペダがマキシ・ヒューズと対戦。猛攻で圧倒し、タイトル挑戦権を手にした。
日本時間3月17日、ライト級のウィリアム・セペダがマキシ・ヒューズと対戦した。セペダは試合直後から攻め込むと、その勢いは留まることを知らなかった。猛烈なパンチを上下に打ち込み第4ラウンド終了後TKOで勝利した。 この一戦は米国・ラスベガスのザ・コスモポリタンで開催され、DAZNから全世界に生中継された。セペダはボディへの攻撃を執拗に仕掛けるとこれが功を奏した。ヒューズ陣営は4ラウンド終了後にギブアップを決断せざるを得なかった。この圧勝によりセペダは30戦無敗(26KO)となり、WBA、IBFライト級世界タイトル挑戦権を手に入れた。 勝利を手にしたセペダは、次の相手がガーボンタ・デーヴィスであろうが、シャクール・スティーブンソンであろうが、ワシル・ロマチェンコvsジョージ・カンボソスの勝者であろうが、対戦相手は問わないと戦意を示した。 第1ラウンドはヒューズがセペダの猛攻に応戦していたが、2ラウンドに入るとセペダはジャブを駆使し、英国人ファイターのボディーに容赦なくダメージを叩き込み、優勢に立った。 ヒューズはセペダの圧力を跳ね返せず、前進を続けるメキシコ人ファイターにボディ攻撃で追い込まれた。その激しい攻撃と圧力に晒され続けたヒューズのダメージは甚大で、ヒューズ陣営は4ラウンド後に試合を終わらせる判断を下し、ファイターをダメージから守らざるを得なかった。 セペダの圧倒的な手数から繰り出されたハードパンチは圧巻だった。では、最終的なパンチ数はどれほどだったかのだろうか。408発もの猛攻の中から161発が命中し、その成功率は脅威の40パーセントに達した。
Mark Lelinwalla