「バックストリート・ボーイズ」メンバー来日公演が〝予期せぬ事情〟で中止 SNSで不安と安堵
米5人組グループ「バックストリート・ボーイズ(BSB)」のニック・カーター(44)が、13年振りに開催するソロ来日公演が中止になった。公演の企画・制作会社が10日、発表した。ニックは6月4日に東京・豊洲PITで、同月6日に大阪・なんばHatchで公演を開催予定だった。 企画・制作会社は声明で「予期せぬ事情により、止むを得ず公演を中止とさせていただきます」と発表。チケットの払い戻しは4月11日~5月12日に対応する。 「予期せぬ事情」は実に不穏だ。企画・制作会社は取材に対し、詳しくは回答できず、ニック側の都合とした。 SNSでは「予期せぬ出来事が気になる」「公演中止どうしたんだろう…」などと不安視する意見、1か月以上前に中止が決まったことに「早めにわかって良かった」と安どする意見がある。 ただ、企画・制作会社は3月、「本公演が中止・延期になった場合、会場までの旅費・宿泊費等(キャンセル料含む)の補償はいたしませんので、ご了承ください」と断っている。 すでにホテル代や航空券代を前払いしていたファンはショックだろう。 実際にSNSでは「友達は遠征の宿とかも予約済みだったし 中止にしないでリスケして欲しい」という意見もある。 過去にも外国人アーティストの日本公演中止はたびたびある。音楽関係者の話。 「今回のニックの日本公演の企画・制作会社は大手です。これまで外国人アーティストの日本公演を多数手がけ、たびたび公演中止の憂き目に遭っています。その理由は例えば、アーティストが健康をめぐってドクターストップを受けたこと。アーティストが日本公演開催に必要な公的書類を紛失してしまったという、笑うに笑えないこともあります」 ニックの公演中止の理由はうやむやのまま終わってしまいそうだ。
東スポWEB