「盗撮してたよね」私服警官装った男「被害女性の父親をかたり500万円脅しとり」逮捕直後の驚愕写真
「盗撮してたよね」 男は、商品を撮影していた男性に声をかけ多額の「示談金」を騙しとったという。 「盗撮してたよね」…私服警官装った男「被害女性の父親を語り500万円」逮捕直後の驚愕写真 12月11日に警視庁万世橋署が恐喝の疑いで逮捕したのは、東京都新宿区に住む自称・個人事業主の池羽翔吾容疑者(36)だ。私服警官を装い、JR秋葉原駅近くの家電量販店にいた20代の男性Aさんを脅し108万円を奪ったとされる。警察の調べに対し、池羽容疑者は黙秘しているという。 「逮捕容疑の事件は7月27日に起きました。池羽容疑者はすでに逮捕された3人のメンバーと共謀し、スマートフォンで家電量販店の商品を撮影していたAさんにこう話しかけ脅したそうです。『私たちは私服警官です。女性を盗撮してたよね。示談金が必要になるけど相場は300万円』と。 さらにAさんに『被害女性の父親』をかたる男へ電話させカネを要求。一緒に近くのATⅯまで行き108万円を引き出させました。Aさんは盗撮行為をしていませんでしたが、事情聴取に対し『警察沙汰になると思うと恐かった』と話しているそうです」(全国紙社会部記者) ◆「転売しているよね」 本誌カメラマンは、12月12日の逮捕直後に行われた池羽容疑者の送検を撮影。悪びれた様子もなく、カメラを凝視する驚愕の姿をみせていた。 一般の人を捕まえる私人逮捕系や、警察官を装った人間によるトラブルが続出している。最近起きた事件を以下に紹介しよう。 ・’23年11月、名誉毀損の疑いで40代の男が逮捕される。都内の劇場近くにいた女性に「チケットを不正転売しているよね」などと言いがかりつけスマホで撮影。女性は転売していないにもかかわらず、モザイク処理もなくネットに素顔を晒された。 ・’24年1月、恐喝未遂の疑いで30代の男2人を逮捕。2人は神奈川県内のJRの駅で女性のスカート内を撮影していた男性会社員を発見。「盗撮していただろ。慰謝料いくら払うの?」と恐喝。盗撮容疑で逮捕された男性会社員の供述から、2人の犯行が発覚した。 冒頭で紹介したJR秋葉原駅近くの事件では、今年7月から8月にかけ「盗撮ハンター」によると思われる同様の被害が少なくとも8件確認されている。被害総額は500万円を超えるとか。警察は池羽容疑者の余罪についても調べている。
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