映画館のチケットを間違えて「プレミアムシート」で購入してしまいました…上映前であれば「普通のチケット」に変更できますか?
近年、映画鑑賞を盛り上げるためのさまざまな設備が増え、ワンランク上のエンターテインメント体験ができるようになっている映画館。映像や音響も大切ですが、進化したシートで快適に映画鑑賞ができる映画館もあります。 しかし普通のシートでよかったのに間違えてプレミアムシートのチケットを購入してしまった場合、チケットの変更はできるのか知りたい方もいるでしょう。 そこで今回は、通常のチケットよりも高額なプレミアムシートの概要や、間違えて購入してしまった場合に変更できるかについて調べてみました。
極上の鑑賞体験!? 映画館のプレミアムシートとは?
近年、快適さを追求したプレミアムシートを用意している映画館や、全席をプレミアムシートにしている映画館などもあり、座席のランクやサービスに応じて価格も異なります。 いくつかの映画館の公式ホームページから、プレミアムシートの内容やチケット価格を調べてみました(いずれも2024年9月現在)。 ●TOHOシネマズ 立川立飛 座席の一部に「プレミアボックスシート」を用意しています。一席ずつ区切られたプライベート空間で、海外のエアラインでも採用されているレザーシートは長時間の鑑賞でも疲れやストレスを感じさせない仕様になっています。 木目調のひじ掛けやドリンクホルダー、荷物置きスペースを備えていて、従来のシートの1.5倍の広さです。鑑賞料金に+1000円(一般料金2000円の場合3000円)で購入できます。 ●イオンシネマ シアタス心斎橋グランシアター 全9席のすべてが特別なシートになっているプレミアムシアターです。高級レザーと適度な固さのクッションが組み合わさった、ゆったりしたサイズのリクライニングシートで、足を伸ばしてリラックスしながら映画鑑賞ができます。ウエルカムドリンクとスイーツが付いて、鑑賞料金は4000円です。 ●109CINEMAS PREMIUM SHINJUKU 全席がプレミアムシートで、ハイスペックな映写設備とリアルな音を追求したシアターです。プレミアムシートは2種類あり、全シアターの中央列を占める「CLASS S」は電動リクライニング機能や充電装置付きサイドテーブルを完備していて、プライベート感を特徴としています。 「CLASS A」はリクライニング機能とサイドテーブルが付いていて、鑑賞中のノイズをカットできるようカスタマイズされたプレミアムシートです。「CLASS S」の通常料金は一般6500円、「CLASS A」は一般4500円です。