ポールがツアー初タイトルを獲得した大会で3年ぶりの優勝「ここは僕にとって非常に特別な場所」 [ATPストックホルム/テニス]
ポールがツアー初タイトルを獲得した大会で3年ぶりの優勝「ここは僕にとって非常に特別な場所」 [ATPストックホルム/テニス]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP250/スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのトミー・ポール(アメリカ)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4 6-3で下して今季3勝目を挙げた。 ~BNPパリバ・ノルディック・オープンで3年ぶりの優勝を飾ったポール選手~ 2度先にリードしながらその都度追いつかれたポールは5-4から3度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間25分で勝利を決めた。 「試合ごとに少しずついいプレーができるようになったと感じている。今日は素晴らしいプレーができたから、パフォーマンスには本当に満足している」とポールは試合後のオンコートインタビューで語った。 27歳のポールがATPツアーでタイトルを獲得したのは、6月のロンドン以来でキャリア4度目(準優勝3回)となる。ポールは2021年の同大会でツアー初優勝を飾っており、3年ぶりの栄冠に輝いた。 「ここは僕にとって非常に特別な場所だ」とポールは表彰式で話した。 「僕は数年前にここで最初のタイトルを獲った訳だからね。今週はこのようなレベルのテニスができて夢のようだ」 先に行われたダブルス決勝では、第1シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)がペトル・ノウザ/パトリック・リクル(ともにチェコ)を7-5 6-3で倒して今季4勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部
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