高原で育てるブランドキャベツやレタス「気合入れて売る」 農家や農協が出荷へ準備
「軽井沢ブランド」、高値で取引
長野県の佐久浅間農協(本所・佐久市)は1日、軽井沢町で出荷が本格化する主力品目のキャベツやレタス、チンゲンサイの査定会を同町で開いた。同農協あさま東部営農センター軽井沢事務所の野菜部会員の農家や、東京や大阪などの市場関係者ら約60人が参加。市場で評価が高く、「軽井沢ブランド」として高値で取引されている同部会の野菜の品質向上や販売促進を図ろうと、出荷する際の野菜の規格の確認などを行った。
農家や市場関係者、規格を確認
市場関係者らは箱詰めされた野菜を手に取りながら「この外葉は剥がさないでほしい」「適期に収穫して」などと会員に要望。「今年もさすが軽井沢という品質。われわれも気合を入れて販売していきたい」と述べた。 キャベツやレタスを育てている男性(60)は「ブランドを守るため、みんな品質への意識は高い。市場関係者と直接話し、出荷する際の状態について確認できて良かった」と話した。