【巨人】西舘勇陽が先発適性の向上を掲げる…プエルトリコのウインターリーグで武者修行
巨人の西舘勇陽投手（２２）が２４日、今オフのテーマに先発適性の向上を掲げた。ルーキーイヤーの今季は主に中継ぎを務めたが、夏場には先発調整も経験。来季は「言われたところで（投げられるように）」と、万能ぶりをアピールする。 ドラフト１位ルーキーもプロの壁にぶつかった。西舘は勝ちパターンの中継ぎとして開幕１軍入りし、２８試合登板で１勝３敗２０ホールド１セーブ、防御率３・８２と上々の成績をマーク。だが、疲れが見え始めた７月以降は２軍暮らしが続き、激しい優勝争いを繰り広げるチームの戦力となれなかった。「知らない間に疲れがたまっていった。１年間野球をやる難しさを感じた」と振り返る。 来季の飛躍を目刺し、１１月４日～１２月２４日にはプエルトリコのウインターリーグで武者修行に挑む。結果を残せなければ途中帰国もある厳しい世界で、先発として実力が通用するか試す予定だ。 西舘は「先発としてのルーティーンは自分の中でできるようにしたい。変化球の変化量を変えたり、試したいことをどんどん試す」と異国で取り組みたい課題を挙げた。
中日スポーツ
