阪神vs広島は無死満塁の守備で明暗くっきり…平松氏が「こういう守りは当たる」と語った理由は?
◆ 1点差ゲームを制したのは広島!谷繁氏が指摘した勝負の決め手は「守備隊形」 19日に行われた阪神と広島のカード初戦は、1点を争う接戦となった。5回表、広島は2本の安打と相手失策で無死満塁と先制の好機を作ると、シャイナーの遊ゴロの間に1点を先制。7回裏には阪神が3安打で無死満塁とするも、坂本誠志郎がホームゲッツーに倒れ二死二・三塁に。続く木浪聖也も中飛となり、無失点で凌いだ広島が勝利を収めた。 同じ無死満塁の場面を迎え、明暗の分かれた両チーム。19日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、勝負の決め手となった守備に注目が集まった。 谷繫元信氏は「5回の阪神の守備隊形を見ると、セオリー通りゲッツー体制になっている。7回の広島は前進して守っている。この守備の違いが、今日の勝敗を分けたのではないか」と分析。「広島は後ろに下がってゲッツーを狙い、同点OKという守備隊形もとれた」と指摘すると、坂口智隆氏も「ベンチの駆け引き。広島は1-0で逃げ切るという姿勢だった」と語った。 平松政次氏は「おそらく広島は、打者の技術などを見ながら守備を決めたと思う。坂本はそんなに飛ばさないから、内野ゴロを打ってくれるだろうということで前進守備にしたが、こういう守りは当たる」と見解を述べた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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