親や先生に言いたいのに言えないことは?―― 全国アンケート“子どもたちのホンネ”1300件 自由記述の声を紹介
親や先生に言いたいのに言えないこと、“子どもたちのホンネ”は?――。日本テレビとYahoo!きっずの共同で実施したアンケートで、約1300件の全国の小中高生の声が集まりました。 ―――― 【全国約1300件の子どもたちのホンネ】とは ―――― 子どもたちが普段、「親や先生に言いたいのにいえないこと」とは。「ありがとうと伝えたいこと」とは。全国の小中学生のホンネを分析してみえたキーワードと自由記述のありのままの言葉をご紹介します。
(前の記事:『「比較」が子どもに悪影響? 全国アンケート1300件でわかった“子どもたちのホンネ” 親から比較されると学校の満足度も低く……』
■親に言いたいのに言えないこと
●小1・沖縄 「兄弟をいじめないで」 ●小2・岐阜 「おとうさんがげんきをだしてほしい」 ●小3・京都 「なんでいつも私のせいにすんの」 ●小3・兵庫 「ほんとは、話したいけれど、妹のことばかりだから、私の話も聞いてよ。」 ●小3・東京 「お母さんに伝えたいんだよ。水筒の量が少し多いんだよ。」 ●小4・兵庫 「いつまでも赤ちゃんあつかいしてこないで」 ●小4・千葉 「同性の友だちが好きになってしまって、だれかに言ったら気持ち悪いと思われそうで話せていない」 ●小4・大阪 「暴力暴言をやめてほしいし、他の人と比べて欲しく無い。」 ●小4・神奈川 「他の人と比べないで私は私として認めてほしい。」 ●小5・三重 「子どもにも権利があるのにモノみたいに扱わないでほしい」 ●小5・兵庫 「いじめ、頑張って乗り切るよ」 ●小5・富山 「年上が全部正しいとは限らないよ」 ●小5・愛知 「勉強で100点をとっても次も頑張ってしかいわないで、ほめてほしい」 ●小5・福岡 「本当は塾を今すぐにでもやめたい。」 ●小5・茨城 「もっといろんなことに挑戦してみたいから協力してほしい」 ●小5・愛知 「学校は、好きだけど、いきたくない しょっちゅう、頭が痛くなる」 ●小6・兵庫 「もっと、気をつかわずに手伝いとかを言ってほしい。」 ●小6・兵庫 「どうしてお友達と私を比べるの?私も頑張ってるんだよ。」 ●小6・兵庫 「塾の成績が悪くて心が重い。それで怒らないでほしい。」 ●小6・奈良 「いつも1時間くらい、私の話を聞いてくれて嬉しい。」 ●小6・東京 「受験だけが大事ってわけじゃないと思う」 ●小6・東京 「塾に通っていてお金が足りなくなってしまうかもしれないと心配。」 ●小6・栃木 「将来、歌い手になりたいけど、親に反対されそうで怖い」 ●小6・神奈川 「いつも反抗的な態度をとってしまってごめんなさい。本当は大好きだよ。」 ●小6・兵庫 「学校に行きたくないけどそのことを話せない(行きたくない理由もあるけど言うのが恥ずかしい)」 ●中1・兵庫 「推しの話をしてもしっかり聞いてほしい。興味ないと思うけど聞いていないと悲しい」 ●中1・岐阜 「父が「好きな男子なんていないでしょ」と決めつけてしまう…」 ●中1・愛知 「中学生になって部活や勉強で忙しいのにたくさん手伝いをやらせてくるのをやめて欲しい。」 ●中2・福岡 「最近、顔合わせる度にケンカしてるね。反抗してばっかりでごめんね。もうちょっと仲良くしたいな。」 ●中2・東京 「あまり私にプレッシャーをかけすぎないでほしい」 ●中2・千葉 「愚痴ばっかり言わないで欲しい」 ●中3・兵庫 「大人になるのが怖いです。「子どもじゃないんだから」と言われるのが怖いです。」 ●中3・大阪 「何もかも決めつけないで信じてほしい。」 ●中3・東京 「もっとほめてほしい、もっと話したい、もっと聞いてほしい、もっと、、」