『メタファー:リファンタジオ』攻略ガイド。おすすめアーキタイプやバトルのコツ、自由行動期間の過ごしかたなど、初心者でも安心の情報をお届け
2024年10月11日にアトラスより発売された新作RPG『メタファー:リファンタジオ』。プロデューサーの橋野桂氏を始め、『ペルソナ』シリーズを手掛けてきたクリエイターたちの手による完全新規作品となっており、まったく新しい“幻想(ファンタジー)”の世界を舞台に新たな物語が紡がれていく。 【記事の画像(22枚)を見る】 本記事では、ゲーム前半の“古城の街 マルティラ”までの範囲を対象にした攻略お役立ち情報をお届け。選択肢が多く迷ってしまいがちな自由行動期間の過ごしかたや、アーキタイプやジンテーゼといった、本作独自の要素の使いかたを解説していく。 バトルのTIPS ダンジョンでは敵の視覚外から近づいてダウンさせ、先制攻撃を狙おう 本作では街や拠点(鎧戦車)とダンジョンを行き来しながらゲームを進めていくことになるのだが、ダンジョンには敵シンボルが徘徊している。敵に接近し、画面上に表示される“SQUAD”ボタンを押すか、敵から仕掛けて来られるとバトル突入となる。 “SQUAD”と表示されたら、そのボタンを押せばコマンドバトルに突入する。 そして戦闘突入の経緯によって、開始時の状況は以下のように変化する。 【1】こちらからフィールドアタックを仕掛けてダウンを奪ってから“SQUAD”ボタンを押す → 敵全員のHPが大幅に減少し、さらに“気絶”させた状態で始まる 【2】ダウンを取らずに“SQUAD”ボタンを押す → こちらの先制攻撃で開始 【3】敵に仕掛けられた → 敵の先制攻撃で開始 当然のことながら、つねに【1】で開始したいところだ。 では、【1】で開始するにはどうすればいいか。フィールドアタックでダウンを奪うには、敵の“ブレイクゲージ”をゼロにする必要がある。 敵シンボル上に表示されている2本のゲージ。緑色がHPゲージ、黄色がブレイクゲージとなっている。 ブレイクゲージは何度も連続攻撃すればすぐにゼロになるが、その間敵も行動するので、正面から攻撃していると逆にやられて先制されてしまう恐れがある。そこで、敵の視覚外となる側面もしくは背面から攻撃することをオススメする。すると、よりゲージの減りが大きくなるうえ、一撃でダウンを奪えなくても敵の反撃を食らいにくくなるのだ。 なお、フィールドアタックの内容は主人公が装備しているアーキタイプによって変わり、マジシャンやガンナー、フェイカーを装備していると、少し離れたところからでも攻撃できるようになる。その場合も、できれば側面、背面から攻撃を始めるとかなりリスクを減らせることを覚えておこう。 シーカーなど近接攻撃しかできないアーキタイプはリスクが高いが、ガンナーやフェイカーなどはかなり離れたところからでも攻撃できるので、ダウンも奪いやすい。 コマンドバトルでは弱点属性を積極的に突こう コマンドバトルの基本は“敵の弱点を徹底的に突くこと”、これに尽きる。 本作では敵味方ともに9種類の属性とその耐性が設定されている。物理攻撃用の3種類(斬、突、壊)と、それとは別に物理、魔法共通の6種類(炎、氷、雷、風、光、闇)がある。 戦闘中に敵のデータを確認することも可能。戦いを重ねることで情報もどんどん開示されていく。 そして弱点となる属性の攻撃を当てると通常よりもダメージが大幅に増えるうえ、画面左上に表示された、そのターンでの残り行動回数を示す“プレスアイコン”の消費を抑えられる(ただし同一ターン中1回目のみ。2回目の行動からは必ず減る)。 弱点属性を突く攻撃手段には“Weak!”アイコンが表示されるのでわかりやすい。 一方で、敵が“無効”、“反射”、“吸収”といった耐性を持つ属性で攻撃すると、アイコンが激減もしくは強制的にターン終了となってしまう。 もっとも、本作にはいつでも戦闘開始時からやり直せる便利な“巻き戻し”機能がある。ボス戦の終盤などでもなければ、「失敗した!」と思ったらすぐに巻き戻せばいい。なおその場合でも、敵データには耐性の記録が残される。ありがたい機能だ。 使い放題、デメリットなし。まさに“神機能”と言える巻き戻し機能。 ボス戦は強力なジンテーゼを軸に戦術を組み立てる ボス敵はとにかくHPが多い。そのため一撃で大きくHPを削れる攻撃手段が必要となるが、序盤では“ジンテーゼ”を活用することをオススメする。 ジンテーゼは、パーティー内で特定の組み合わせのアーキタイプがいると発動可能となる強力な技のこと。たとえば主人公がシーカーを装備しているとき、ほかの3人がナイトもしくはヒーラーを装備していると“ライドオンブレード”というジンテーゼが発動できるようになる(ただし、その逆はなくナイトやヒーラーはライドオンブレードは発動できない)。 その時点で発動可能なジンテーゼは、アーキタイプ履修画面で確認可能。 発動するには発動者と協力者のどちらもMPが必要となるほか、プレスアイコンもふたつ消費するなど犠牲も多いが、うまく使えば大きな見返りを得られるのだ。 オススメのジンテーゼ 序盤、とくにボス戦で非常に役立つジンテーゼを紹介しよう。 ナイト:正義の鉄槌 敵1体に突属性の物理攻撃で大ダメージを与え1回のみ、“突属性弱点”を付与する 消費MP:各18 必須アーキタイプ:モンクorディーラーorサマナー 威力が大きく、さらに突属性弱点を付与したうえでつぎのターンで再度発動させればより大きなダメージも期待できる。 ガンナー:クレイジーバレット (後列にいる時のみ使用可能)敵1体に突属性の物理攻撃で大ダメージを与え、1回のみ“斬・突・壊属性弱点”を付与 消費MP:各22 必須アーキタイプ:シーフorフェイカーorディーラー ナイトの“正義の鉄槌”とほぼ同じだが、こちらは物理攻撃の全属性に対して弱点付与ができる。 レガリス大聖堂のゾルバ戦、その後の大聖堂前広場ホモ・アヴァデス戦を始め、活用機会はとても多い。 アーキタイプのTIPS “技の継承”で敵の弱点を突けるように アーキタイプに“技の継承”ができるようになったら、忘れずにスキル継承を行おう。これを活用すれば、どのアーキタイプを装備していても、幅広い敵に対応できるようになるからだ。継承可能なスキル数は、フォロワーのRANKが上がると最大4つまで増えていく。 スキルを継承できるようにするにはMAGが必要だが、MAG不足に陥ることはあまりないので気にせず使ってしまっていい。 マジシャン、ヒーラーを育てて属性攻撃魔法をゲット アーキタイプは基本的にどのように育てても問題ないが、全メンバー共通でマジシャンはRANK6、ヒーラーはできればRANK5まで(RANK1でも可)は履修、成長させておきたい。 と言うのも、マジシャンはRANK1でボット(炎属性)、2でブリズ(氷属性)、6でカンデ(雷属性)を、ヒーラーはRANK1でハンマ(光属性)を習得する。いずれも属性魔法となっており、前述した技の継承を活用してほかのアーキタイプでも使えるようにしておくと、かなり戦いやすくなるはずだ。 またヒーラーはRANK3で全体回復のメディ、5で状態異常回復のパトラ、13で味方全体の能力低下効果を消去するデクンダを習得。そのうちデクンダは中盤以降のボス戦で大活躍することになるが、序盤のうちはなくても問題ない。メディ、パトラも全員が使う必要はないのでふたりくらいに覚えさせておけばよく、そのほかのメンバーは履修(RANK1)だけでも構わないだろう。 マジシャンとヒーラーが同時にパーティーにいると、ジンテーゼで全体攻撃魔法が使えるので便利ではある。 新しいアーキタイプを履修したら“英雄の実”でRANKを上げてスキルを習得する アーキタイプはRANK1の状態だと使えるスキルが少なく、すぐに活躍できないことがある。そのため、“技の継承”用でRANK1だけ必要、というアーキタイプでなければ、“英雄の実”などを使ってRANKを上げ、1、2個新たなスキルを習得させてからパーティーに入れることも検討しよう。とくにマジシャンやガンナーなどはRANKを少し上げるだけで一気に使い勝手がよくなる。 マジシャンはRANK6でひと通りの属性魔法が使用可能に。ガンナーはRANK3でポイズンショットが使用可能となる。 自由行動期間のTIPS まずは街をくまなく移動しクエストとお店を巡る 自由行動が始まったら、まずは街をくまなく巡ろう。 とくに重要なのはクエストの発生を示す“!”のアイコン。アイコンが出ている人物に話し掛け、ひとまず受注だけしておくといい。並行して募兵舎にも行って賞金首討伐依頼を請けておこう。すべてのクエスト、賞金首討伐依頼を確認したら、期限がきびしいもの、難易度が低いものから優先してこなし、装備を調える資金稼ぎとパーティーのレベルアップを図るのだ。 クエストを受注することで解禁されるダンジョンもある。 賞金首討伐はオイシイお仕事。出ている依頼は即、すべて受注すること。探索中に強力な装備品が手に入ることもある。 武器屋や防具屋などのお店もひと通り入っておくこと。一度利用すれば、マップ画面からファストトラベルができるようになるので、後々便利だ。装備に関しては、武器を最優先で考えるといいだろう。あとは、水売りからMP回復アイテムの“寄せ集め果汁”を購入するのも忘れずに。 マップにアイコンが表示されていても、行ったことがないお店にはファストトラベルができない。 情報屋をチェック 各街の宿酒場などにいる情報屋も見逃せない存在だ。ダンジョンに出てくる厄介な敵やボスの弱点などを教えてくれるので、お金に余裕があれば購入しておこう。購入した情報は、メニューのアイテムから何度も再読できる。 一度購入すれば何度でも再読可能。ボス戦の直前などに読み直して、対応するアーキタイプやスキルを装備させるといい。 鎧戦車で1日1回、食料庫→トイレ巡り 鎧戦車にある食料庫には、朝になると食材が補充される。これは街に滞在中でも回収可能なので、1日が始まったらまず鎧戦車に行って回収しておくといいだろう。また、同様に鎧戦車で1日1回利用できる施設として、意外に見逃せないのが"トイレ”。トイレではランダムで“運”が上がることがある。塵も積もれば何とやら、コツコツ積み重ねて主人公たちを強化しよう。 食材はお店でも買えるものだが、序盤のうちはその費用もバカにならない。ささやかなプレゼントをありがたく受け取っておこう。 毎日利用していると、数日に1回“運”が上昇する。スッキリしてしかも上がるとはうれしい。 ある程度強化が済んだらフォロワー巡り&自分磨き 自由行動期間に余裕が出てきたら、新たなフォロワーと絆を結んだり、さらに交流を深めてRANKを上げてみよう。 すると、新しいアーキタイプが解放されたりお店で割引してもらえるスキルが手に入るなど、さまざまなメリットが享受できるようになる。フォロワーはメインストーリー上で自動で絆が結ばれるケースが多いが、それ以外では王都のベルギッタ、マルティラのニューラス、アロンゾなどがいる。 ベルギッタはディーラー、ニューラスはガンナー、アロンゾはフェイカーのアーキタイプが解放され、それぞれ早めに育てておくとかなり役立ってくれる。絆を深めるかどうかはともかく、優先的にフォロワーにしておくといい。 ベルギッタやアロンゾと絆を深めると、戦闘以外で役立つスキルが手に入る。 ただし、ベルギッタやアロンゾなど、イベントを進めるために“王の資質”が必要となるキャラクターもいる。王の資質は、街や鎧戦車で該当するアイコンが出ている人や場所に話し掛けたり調べたりして時を過ごす、クエストの達成、鎧戦車での読書、などで経験を積むことができる。最終的にすべてのフォロワーのRANKを最大に上げるには、すべての資質を最大まで上げないといけないので、余裕があればまんべんなく鍛えておこう。 説得力は演説を行うことでも上げられる。まれにほかの候補者と競い合うことになり、勝つとオマケも……。