堺市長選挙 現職の竹山氏が当選確実
堺市長選挙 現職の竹山氏が当選確実 撮影・報告:柳曽文隆
任期満了に伴う大阪府堺市の市長選挙は24日、投票が行われ、現職の竹山修身氏(67)が当選確実となった。同市堺区内の選挙事務所に現れた竹山氏は、支持者らと握手を交わし、感謝の気持ちを込め深々と頭を下げた。 【拡大写真と動画】堺市長選挙 竹山氏あいさつ全文「堺は大阪都構想に入らない」を再度確認
今回の選挙では、地域政党・大阪維新の会の新人で元大阪府議会議員の永藤英機氏(41)との激しい戦いを繰り広げた竹山氏。投票終了後の午後8時に、テレビのニュース速報で「やや優勢」と出ると事務所内は盛り上がりをみせたが、その後は状況が変わらなかった。 そして午後9時半に「当選確実」の一報が出ると、会場はわれんばかりの拍手に包まれ、竹山氏がゆっくりと事務所内に現れ、支持者らと握手を交わしたり深々と頭を下げた。
竹山氏はあいさつで「この戦いは堺の自由と自治を守る、そして、堺は大阪都構想に入らない。これを皆さま方とともに再度確認したものでした」と述べた。また「この堺市長選挙を契機に、府民市民、関西がどうあるべきかということを議論したいと思います」などとあいさつした。 同市の選挙管理委員会事務局によると、投票率は44.31%(前回50.69%)だった。