【時系列でわかる⑨】石川県内の死者200人超(1月9日午後8時更新)
9日、能登半島地震による石川県内の死者数は200人を超えました。(※午後2時発表)いまだに被害の全容が見えない中、続く懸命の救助活動。発生からの流れを振り返ります。 (※随時更新)
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【9日 10時すぎ】ホテルや旅館など「2次避難場所」確保を 岸田首相指示
能登半島地震の発生から9日目となる9日。岸田首相は政府の非常災害対策本部で、ホテルや旅館などの2次避難場所の確保を急ぐよう指示しました。 岸田首相「長引く避難生活により衛生環境、生活環境の悪化が顕著になっています。病気の方やお年寄り、妊婦など特に配慮が必要な方を最優先に他の地域への2次避難を促進してください」 岸田首相は「極めて過密で劣悪な環境におかれているなど、2次避難を優先すべき避難所がないか確認をお願いしたい」とした上で、「県内外の宿泊業者の協力を得て公的施設の活用も検討してほしい」と指示しました。
【9日 13時】大規模火災の観光名所「輪島朝市」一斉捜索始まる
能登半島地震の発生から9日目となる9日。大規模な火災が起きた石川県輪島市の観光名所「輪島朝市」では、石川県警などによる一斉捜索が始まりました。 元日に発生した地震で、輪島市は震度6強を観測。9日午前9時までに81人の死亡が確認され、安否不明者は100人にのぼります。この地震の直後に輪島市河井町の朝市通りでは大規模な火災が発生し、住宅など約200棟が全焼。国土地理院によりますと、約4万8000平方メートルが焼失したとみられています。
【9日 15:06】石川県内の死者200人超える 安否不明者は102人
9日発表された午後2時時点の能登半島地震による石川県内の死者は202人で、200人を超えました。安否不明者は102人でした。
【9日 16:41】石川・珠洲市で6人の災害関連死
石川県は9日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市で、死者6人について災害関連死と判断されたと発表しました。 この日午後に開かれた県災害対策本部員会議で報告されました。震災後に災害による負傷の悪化、または身体的負担による疾病のため死亡したと思われる死者として、自治体から報告されたということです。