高校サッカー選手権で波乱続出 前回王者・青森山田が初戦敗退…プロ内定2人擁する日章学園も姿消す
31日に2回戦が16試合行われた
第103回全国高校サッカー選手権の2回戦が12月31日に各地で行われたなか、前回王者の青森山田(青森)の初戦敗退や、プロに内定している選手が2人いる日章学園(宮崎)が姿を消すなど波乱が起きた。 【実際の映像】青森山田を敗退に追い込んだ一撃 高川学園がトルメンタから決めた圧巻ゴールの瞬間 日章学園は29日の1回戦で西目(秋田)と対戦。プレミアリーグのサウサンプトンに内定している高岡伶颯が3ゴール2アシストと爆発し、さらにベガルタ仙台に内定しているMF南創太もチームの6点目を決めるなど、6-1で快勝した。 そんな日章学園は2回戦で矢板中央(栃木)と対戦すると、前半にミドル弾で先制を許す展開に。それでも同25分に左サイドからのクロスに高岡が合わせて同点に追い付いた。しかし、後半20分に途中出場のFW朴大温に追加点を奪われ、1-2で敗戦。2回戦で敗退となった。 他会場では前回大会の王者・青森山田が2回戦から登場し、高川学園(山口)と対戦した。試合は高川学園に優位に進められると、「トルメンタ」と呼ばれる話題のプレーから失点。さらに追加点を奪われ、終盤に1点を返すも1-2で敗戦した。 青森山田は第93回大会で中津東(大分)に同点で終えた後のPK戦で敗れて以来10大会ぶりの初戦敗退。前回王者ながらもまさかの初戦敗退の青森山田、プロ内定を2人擁する日章学園がともに2回戦で姿を消す波乱となった。
FOOTBALL ZONE編集部