■7位　ドラマ「な・ま・い・き盛り」（1986年） 　7位の「な・ま・い・き盛り」（フジテレビ系）は、中山美穂さんと中村繫之の共演で、友達以上恋人未満の幼なじみの高校生を演じた。 「デビュー時と異なり、普通の女子高生役で、年上の男性に憧れたり同級生の男子と喧嘩したり…という内容に、美穂ちゃんが高校に通えてたらこんな感じなのかなと思いながらみていました。そして、とにかく可愛いかったです。主題歌も、歌番組での衣裳が可愛くて可愛くて…」（50代、女性） 「『毎度おさわがせします』のやんちゃなキャラクターと180度変わったところが好きでした。きっと彼女はこちらのほうが本人に近いんじゃないかと思って見ていました。自分も高校生ではじめて彼女ができた頃。自分たちの恋とドラマの恋がオーバーラップしていたのでこの年になっても、もう一度見てみたいドラマです。劇中に流れるオールディーズのナンバーも心を惹かれました」（50代、男性）   　同世代のファンは自分自身の恋愛を投影したり、また憧れたりした。 「ドラマのような学校生活と恋愛に憧れました。美穂ちゃん最高に可愛かった。中村繁之さんとお似合いでした」（50代、女性）   ■8位　ドラマ「もしも願いが叶うなら」（1994年） 　ドラマ「もしも願いが叶うなら」（TBS系）は、ダウンタウンの浜田雅功と共演したのが話題だった作品。今回のアンケートにドラマのタイトルではなく「浜ちゃんとのやつ」という回答もあったほどだ。中山美穂さん演じる主人公・毛利未来が資産家の御曹司と結婚すると兄と名乗る3人の男たちが押し駆けてくるという展開。毛利家の男たちに、浜ちゃんの他は共にミュージシャンの浜崎貴司と岡田浩暉という配役だった。 「4人兄妹のやりとりがとても楽しくうらやましく、みぽりんも自然に見えた」（40代、女性） 「ミポリンがボケやツッコミなど、浜ちゃんらと共に楽しそうに、演じるというより素な感じが見られて、楽しみに見ていたから」（40代、女性） 「浜ちゃんとの掛け合いが面白く微笑ましくて毎週楽しみに観ていた。主題歌の『ただ泣きたくなるの』も好きでよく聞いたしカラオケでも歌った」（40代、男性） 　という声が多くあり、浜ちゃんとの掛け合いによって、中山美穂さんの俳優としての新しい面が開花したような作品だった。 　そして、この4妹兄はドラマの枠を越えて、ずっと交流があった。 「美穂ちゃんが、あの大人気芸人の浜ちゃんと共演！！浜ちゃんと美穂ちゃんの掛け合いが毎回楽しくて、新しい美穂ちゃんが見れたドラマだなって思います。歳を重ねて、何十年経っても四人兄妹の名前で呼び合い、プライベートでも仲の良さを見ていて、素敵な関係だなと。もう一度見たいです」（40代、女性）