<海に眠るダイヤモンド>百合子の過去が明らかに 朝子との確執の理由も ラスト不穏で視聴者「震える」(ネタバレあり)
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第4話「沈黙」が11月17日に放送された。 【写真特集】第4話の場面カット! 平和な盆踊りが一転!?
◇以下、ネタバレがあります
ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
第4話は、1958年7月。映画館を辞めて労働組合の新聞編集者としての仕事に精を出していた百合子(土屋太鳳さん)だったが、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來さん)の容態が悪化。鉄平は、百合子の家族の運命を変えてしまった、1945年8月9日の出来事を思い出していた……と展開した。
1945年8月9日、百合子はキリスト教の信者だった母と姉と長崎の浦上を訪れ、被爆。姉はそのときに亡くなり、母は白血病を患った。子どもだった百合子はその日、本土に行きたくなくて、隠れていたが、朝子が百合子の母にそのことを教えてしまって、一緒に行かざるえなくなったのだった。
1958年の盆踊りの日、朝子に浴衣を着付けながら、百合子は「心から謝りたい」「あなたに許されたい」「あなたに許されなくても、わたしは許すわ」と長年のわだかまりを解いた。
この場面に「太鳳ちゃん良すぎてつらすぎる」「太鳳ちゃんにやられました」「今回の百合子は光っていた」と土屋さんの演技を絶賛する声が並んだ。
夏祭りが終わったあと、ラストシーンでヤクザ者が端島で撮影したフィルムからリナを発見する場面があり、「来週不穏なのね?!?!」「次週は不穏で剣呑な気配がプンプンする」「来週予告が不穏すぎて震えてる」といった声が続々と上がった。