『神之塔』第2期「工房戦」第20話場面写真公開 「成長型トーナメント」での戦いがはじまる
TVアニメ『神之塔 -Tower of God-』第2期第2クール「工房戦」第20話「風前の灯火」の場面写真が公開された。 【写真】「マジで刺される2秒前」『神之塔』先行カット公開 原作は、世界で人気のウェブトゥーン作品『神之塔』(『LINEマンガ』連載)。“頂上へ到達すると欲しいものが何でも手に入る”と言われる「神之塔」へと向かった少女・ラヘルを追いかけ、塔に飛び込んだ主人公の少年・夜が、数々の試練に挑戦し、塔に隠された秘密に迫っていく様子を描いた冒険ファンタジー作品だ。TVアニメ第2期の第1話から描かれる「王子の帰還」では、夜たちが塔の2階で最終試験を終えてから6年後の世界が舞台となる。 第19話「ALL IN」では、最後の試合でアナク・ザハード(CV:関根明良)とクン・ラン(CV:寿美菜子)が対立をしている姿を大競技場のベットルームの中で、シビス(CV:江口拓也)とクン・アゲロ・アグネス(CV:岡本信彦)が誰に賭けるかを考えていた。シビスは仲間を信じアナクに「ALL IN」と全てを賭けたシーンから始まる。 試合会場にはラーク・レクレイシャー(CV:三宅健太)とはぐれたパラキュル(CV:相馬康一)も試合の参加者として姿を現していた。 死闘を繰り広げる試合の中、静かに対峙しているランより、審査員のイオ(CV:いとうさとる)にルールを変更し、アナクと1対1で戦わせてほしいと要求する。一度は断るイオではあったが、ランの要求を受け2人での決戦が始まった。ランは全力で戦うと雷弾を口に含む。怖さを感じる前に試合を終わらせるとアナクはランを殴り飛ばす。しかし壁に強く叩きつけられ、煙の中から出てきたのは雷弾を食べ終わり、顔に十字の水痕ができ、体には電流がながれる以前より数倍の力を持ったランだった。5分しか持たない力ではあるが、アナクと力と力の激闘が続く。致命傷の傷を負ってもなお戦うアナク。最後の力を振り絞って戦う2人の拳がお互いをとらえようとした瞬間、水面から現れたパラキュルの技が炸裂し、アナクもランも脱落してしまう。 今回の唐突なアナクとランの敗北に8名のギャンブラーが脱落してしまった。イオにクンはアナクとランの戦いは他の選別者とは違い、すでにパラキュルは脱落しているのでギャンブルは無効だと伝える。イオはギャンブラーの脱落者に新しい「成長型トーナメント」を提案してくる。 ベータ(CV:重松千晴)は、ジュ・ビオレ・グレイス(CV:市川太一)の部屋に会いに来ていた。ベータはビオレに自分も生きる始動武器と名乗るが、ビオレが何も知らないことを知ると、完成品がこの様子ではダメだなと言いながら、自分がなぜFUGに入れられたのか、やつらがほしい「優勝賞品」とはなにかをエミリーに聞けば分かると言い放ち、立ち去っていく。ビオレはエミリーに「優勝商品は」と聞くと、自分の名前が書いており立ちすくむのだった。 どんぐり工房の通路では壁に赤い丸が光っており、「愛してる」という呟きが聞こえる。そこに近寄るハツ(CV:深町寿成)に向かってパトロールが向かってくる。剣のないハツは近くに落ちていた鉄パイプを握りしめ戦っていた。鉄パイプが目に刺さると自爆しようとするパトロールの前に、1人の警備員が現れ自爆を止めた。その警備員は以前試験監督だったレロ・ロー(CV:津田健次郎)だった。 試合が終わったパーティー会場ではエンドロシ・ザハード(CV:末柄里恵)が美しいドレスを着て歩いていたが、途中で変装をしてビオレを追うも撒かれてしまう。ビオレはベータの元を訪れて、自分の中の始動武器について聞く。ベータは今のビオレの中にある「トゲ」はレプリカで、本物のトゲは工房が持っていて競技場にある。FUGに所属せずに手に入れるのであれば、盗めばいいと笑う。 ラークも蓮梨花(CV:渡部紗弓)と一緒にFUGのホテルの中でビオレを探していた。暗闇で同じくビオレを探すエンドロシと正面衝突してしまうが、その物音を聞き、シンシアが来たのかと勘違いしたビオレが顔を出すのであった。その顔をみて、泣きながら「生きていたんだな」と強く抱きしめた。 独り高台の上でビオレを絶望の底に、大切なものを踏みにじることがついに始まったと笑うベータに、思い通りにはならないと銃を向けるレロ・ローに攻撃をし、絶望を見せつけてやるとビルの上から落ちていくベータだった。 第20話「風前の灯火」では、個人戦とギャンブルの結果を受け、狂犬チームとFUGチームが決勝トーナメントへ駒を進める。一方、脱落した残りの8チームは成長型トーナメントへ。それぞれの戦いが始まり、クンは王野ともに召喚所で仲間の召喚を進めていく。
リアルサウンド編集部