「後のことは考えずに初回から出し切った」ソフトバンク松本晴が5回無失点でプロ初勝利 チームは両リーグ最速70勝&9カード連続勝ち越し
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク2-1ロッテ(18日、みずほPayPayドーム) 【画像】「夏のどすこい祭り」2試合で4発のホームランを放った山川穂高選手 ソフトバンクは、プロ2度目の先発マウンドに上がった松本晴投手が5回無失点の好投でプロ初勝利。チームも9カード連続勝ち越しで、両リーグ最速の70勝に到達しました。 2022年にドラフト5位で入団した松本投手。プロ1年目の昨季は8月に1軍初先発を果たすも、4回途中5失点で黒星を喫し、プロの洗礼を浴びました。 今季はファームで5試合に登板し、2勝0敗、防御率1.09の好成績。申し分ない成績を残していました。 「初回から出し切って後のことは考えずに一生懸命腕を振った」と松本投手は初回から150キロに迫るストレートを武器にロッテ打線を封じ込め、2塁を踏ませぬ好投。5回68球無失点の内容で、6回以降はリリーフ陣がリードを守り切り、プロ初勝利を手にしました。 松本投手は「3か月間けがをしていてリハビリでやってきたことを出そうと、それだけを考えて投げていました。9回は緊張して見ていたんですけど、素晴らしいホークスのピッチャーの方々に抑えていただいて、1勝目を飾ることができました」とコメント。 続けて球場にかけつけた家族へ、「お父さんは来られていないんですけど、兄と弟とお母さん、1勝目を飾ることができました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べました。 ソフトバンクは2年目23歳の好投もあり、9連戦最終日を勝利締め。7月15日のロッテ戦から9カード連続の勝ち越しで、両リーグ最速の70勝を決めました。