「今夜も日本人にがっかり」「非常に悪かった」先発した鎌田大地、交代後にチームが逆転で伊メディアは辛辣。一方で「ここ数か月はなかった軽快なプレー」との評価も
「彼を再燃させたようだ」
現地時間12月29日に開催されたセリエ第18節で、鎌田大地が所属するラツィオはフロジノーネとホームで対戦。3-1で逆転勝利を飾った。 【動画】またしてもイタリア代表MFからパスをもらえなかった鎌田。ゴール後も喜ばず だが、ライバルのルイス・アルベルトが負傷中ということもあり、4-3-3の左インサイドハーフで先発した鎌田にとっては悔しい結果となった。58分にチームがPKで先制を許すと、66分にマティアス・ベシーノと交代。その直後に、チームが2点を続け様に奪って逆転に成功したからだ。 シンプルな繋ぎやボール奪取では貢献したが、シュートチャンスでは枠を捉えられず。いい動きをしても、パスが出てこないシーンもあった。 そんな27歳のMFについて、イタリアメディア『OA calcio』はチーム最低の「5点」と辛口の評価。「今夜の日本人にもがっかりした。無駄なチャンスが多くなり始めている」と酷評している。 同じく「5点」のラツィオ専門メディア『cittaceleste』もこうこき下ろした。 「非常に悪かった。我々は彼にルイス・アルベルトのコピーを期待していたのではなく、ラツィオでの彼の将来に希望を抱かせるようなものを期待していた。しかし、そのパフォーマンスは完全にくすんでいた」 一方で、『Calciomercato.com』は及第点以上の「6.5点」をつけ、「ここ数か月はなかったほど軽快なプレー。(日本)代表に招集されたいという嗅覚が彼を再燃させたようだ」と称えている。 ただ、概して辛口の評価のほうが多いようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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