【RIZIN】ケラモフ、2階級同時制覇に意欲 ライト級でも「肉体的な準備ができている」【インタビュー】
■『Yogibo Presents RIZIN.49』試合前インタビュー(29日・都内ホテル) 第12試合のライト級タイトルマッチで、王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦するヴガール・ケラモフが、ライト級&フェザー級の2階級同時チャンピオンに意欲を見せた。 【インタビュー動画】堀口恭司、UFC参戦への意欲を語る「つながるような勝ち方を」 前フェザー級王者のケラモフは、昨年11月の母国アゼルバイジャン大会での初防衛戦で鈴木千裕にKO負けし、ベルトを失った。その後、大会前にトラブルがあり警察に勾留されて出国ができなくなり試合から遠ざかったが、先月の『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』で1年ぶりに復帰し、摩嶋一整に28秒でTKO勝利した。 勝利後にフェザー級タイトルへの挑戦を希望したが、今大会で鈴木千裕vs.クレベル・コイケのタイトル戦が決まっており、ほかにも有力な挑戦者候補がいるため順番を待つのではなく、階級を上げてクレベルと同門のサトシが持つライト級のベルトに挑戦することになった。 過去にベラトールで71キロの試合を経験しているケラモフは「今の体重は74キロ」とリミットまで残り3キロと余裕のある仕上がりで「肉体的な準備ができており、パワーも強化されていますし、3ラウンドをフルに戦う準備はできています」と落ち着いて語る。 もしライト級のベルトを獲得したら「次はフェザー級で戦って、その次はライト級の防衛戦をやります。そして、フェザー級述べるとも狙います」とRIZIN初の同時2階級制覇を宣言した。