ビッグイヤーが置き土産…レアルで有終の美飾ったクロース「こういう形で去りたかった」
レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが最高の結末を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 今夏のユーロ2024を最後に現役を引退するクロース。1日にウェンブリー・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦がマドリーでのラストマッチとなった。 前半はドルトムントに押されながらゴールレスで折り返すと、74分にクロースが大仕事。スペイン代表DFダニエル・カルバハルの先制点をCKからアシストする。 さらに、83分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪うと、クロースはその2分後にお役御免。チームの勝利をピッチの外から見届け、最後のビッグイヤー獲得に至った。 まだユーロが残っているものの、クラブレベルで有終の美を飾ったクロースはこの結末についてコメント。これが望んでいた形だと喜びをあらわにした。 「このような形で去るつもりだった。この1週間は素晴らしい雰囲気で本当に楽しかったが、決勝にも集中していた。僕らはこの試合に勝ちたかったから、この1週間はそこに向けて準備してきた」 「前半はうまくいかなかったけど、それは問題ではなかった。このチームは常に前を向いているし、勝ちたいならゴールを決めなければならないからね。このような形で去ることができてとても幸せだし、これ以上の形はない」 「この 10 年間で経験したことは忘れられないものだし、時には懐かしくなることもあるだろう。違う人生を送りたかったからこの決断をした。寂しいけど、こういう形で去りたかったからとても幸せだ」 なお、クロースは今回の一戦がマドリーでの通算465試合目。勝利数はきり良く300試合に到達している。
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