中畑清「俺がいなかったら“年棒600万”の選手で終わっていた」と豪語する“プロ野球選手”とは?
◆「野球はすごい力を持っている」
高見:今シーズンも、プロ野球が熱く盛り上がっていますね! 中畑:(ペナントレースが)読めないなぁ……。俺(の優勝予想)は、セ・リーグが読売ジャイアンツ、台風の目は中日ドラゴンズ。パ・リーグが福岡ソフトバンクホークス、台風の目は北海道日本ハムファイターズで、日ハムをAクラスと予想したの。 キャンプに行ったときに新庄(剛志監督)と話そうとしたら、ひそひそ話みたいな感じで「中畑さん、今年は戦いますよ!」って真顔で言うの(笑)。 でも“本当にやるんじゃないか”っていう強さを感じるのよ。日ハムは若い選手が多くて、その若い選手を先行投資で使い続けて、監督が“(優勝を)モノにできる!”と手応えを感じているときは、やっぱり強いよ。万波中正(まんなみ・ちゅうせい)なんかもまさにそうだよね。(日ハムは)面白いところまでいくんじゃないかなと思っている。 高見:最後に、番組リスナー、そして、プロ野球ファンへメッセージをお願いします! 中畑:ここ何年間で、WBCや大谷翔平の頑張りなどがあって、本当に“野球はすごい力を持っているんだな!”って(実感している)。注目される人のレベルが高すぎるけど、日本には甲子園(全国高校野球選手権)があったり、アマチュアの世界でも感動がいっぱいありますので、野球を通して家族の愛や絆というものを感じながら、いい人生を歩んでほしいなと思います。これからもぜひ野球に注目して、応援してくださいね! (TOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」8月3日(土)放送より)
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