バスケ選手【大倉颯太】は、気負わずシンプルに素の自分を生かすスタイルを!
大学時代はインカレ優勝、U-22日本代表にも選ばれ、華々しい実績から、世代NO.1との呼び声が高い千葉ジェッツの大倉颯太。アグレッシブなプレイスタイルとは裏腹に、お洒落はあくまで自然体。服に着られず、自身が生きるシンプルスタイルが信条だ。
バスケットボール選手 大倉颯太 SOTA OKURA
1999年、石川県生まれ。小学校1年生からバスケをはじめ、中学時代に全国制覇。北陸学院高校に進学し、1年生からエースとして活躍。創部間もないチームを全国3位まで押し上げた。その後、強豪東海大学に進み、1年生からプレイタイムを得て、2020年のインカレで優勝。最優秀選手賞、アシスト王に輝く。2018-19年はU-22日本代表に選出。2019-22年シーズンまで、千葉ジェッツに特別指定選手、練習生として参加し、2021年に大学生ながら同チームとプロ契約。
レザーチェックシャツ91万5200円、Tシャツ12万1000円、パンツ13万2000円(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
自分自身が際立つシンプルな着こなしを
試合では点取り屋のイメージも強い大倉選手だが、普段のお洒落は攻めないスタンスのよう。 「シンプルな服が多いですね。色も基本はモノトーンです」 その理由といえば、気張りすぎて、変に見られたり、逆に頑張らなすぎてチープに見られたりするのを避けたいということ。 「だから、当たり障りのない無難な服がいいんです(笑)。“黒と黒”とかなら、外すことはないですし、コーディネートに悩まないので楽というのもあります」 メンタル面だけでなく、身体の楽さも大切なよう。 「一番重要視しているのは着心地と動きやすさ。ずっとバスケをやってきたのも影響しているかもしれませんね。昔からスポーティな服を着ることが多かったです。今日みたいなシャツは自分ではなかなか選ばないので新鮮でした」 ※雑誌『Safari』5月号より
写真=片桐史郎 スタイリング=葛西信博 ヘア&メイク=松本 順 構成&文=池上隆太