【Excel×中学校数学】Web施策をシミュレーションして組織を動かす方法
組織を巻き込む資料作りのコツ
組織を巻き込むコミュニケーションをとるために、資料作りにおいて以下の3点を意識しましょう。 1. 誰に何を伝えるか明確にする 2. シンプルな見た目 3. 情報を選別する ■ 1. 誰に何を伝えるか明確にする まずは「誰に、何を伝えたいのか」を明確にします。自分の意見を明確にし、相手が知りたいことを把握した上で、「この資料で何を伝えたいのか」を一目でわかるようにすると、資料の説得力が増します。 また、「次の意思決定に繋がる示唆」を含めることも重要です。分析データを図表化するだけではなく、数値がもたらす意味や解釈を組み込み、それに基づいたネクストアクションを示唆するメッセージを入れましょう。伝えたいことを補強する材料となり、意思決定やアクションへ繋がりやすくなるでしょう。 ■ 2. シンプルな見た目
資料作りの際は、できるだけシンプルなデザインを意識しましょう。たとえば、色調・枠線といったデザインの細部まで気を配ると、無駄な装飾が省かれ、瞬時に伝えたいことがわかる資料にすることができます。
■ 3. 情報を選別する データ分析の結果を示す上で必要な情報(たとえば分析期間、情報のソース、分析数)は、漏れなく追加しましょう。これらの情報が不足していると、後で見返した際に、何を読み取ればいいのかわからなくなります。 一方で、アクションに落とし込めない分析結果は、資料から削除します。「データ分析したからには、全ての分析結果を盛り込みたい」と考えがちですが、伝える上で必要がない情報は積極的に捨てて、伝えたいメッセージを伝えることに専念していきましょう 【情報の選別の例】 ・仮説通りの結果が出た場合:分析前に仮説について合意しているので、分析結果は軽く触れる程度で十分 ・結果を示すだけでは意味が通じにくい場合:より深掘りした資料を追加 状況に合わせて情報を取捨選択することが、関係者にアクションを促す資料作りのポイントです。 参考情報 【ゼロから始めるデータ分析#1】データ分析初心者がまず知るべき「分析の8ステップ」 ※外部サイトの記事へ飛びます。