日本代表 5カ月ぶりの代表復帰DF橋岡大樹「チャンスがあれば絶対に見せたい」 DF谷口不在で右CBで出場の可能性も
【ジャカルタ12日=山下幸志朗】 サッカー日本代表は、15日に当地で行われる2026年W杯北中米3カ国大会のアジア最終予選第5戦インドネシア戦に向けて合宿2日目の練習を行った。今年6月以来、5カ月ぶりの代表復帰となったDF橋岡大樹(25)=ルートン・タウン=は、「(出場の)チャンスがあれば絶対に見せたいなと思います」と力を込めた。 今回の活動はDF谷口彰悟(シントトロイデン)が直前のけがで参加を辞退。最終予選全4試合で3バックの中央を務めた守備の要が不在となった。そのため、右センターバック(CB)を任されてきたDF板倉滉(ボルシアMG)が中央に入り、森保ジャパンが本格的に攻撃的な3バックに取り組み始めた6月の2次予選ミャンマー戦では、右CBで先発した橋岡が右に入る可能性もある。 「本当に何が起きるかわからないし、僕がどのポジションで出るかもわかない。とりあえず、常に『出るんだぞ』と言う気持ちで準備はしている」。6月以降は自身のけがもあり、代表には呼ばれていなかったが、「ケガをしているときも代表のことをいろいろ考えていた」という橋岡は9月、10月の代表期間後にも代表スタッフから3バックについての情報をもらい戦術理解を深めてきた。 この日の練習後の居残り練習では他のCB陣とともにロングボールを跳ね返す練習に右CBとして参加した。「絶対負けてはいけないし、引き分けでも駄目だと思っている」。勝ち点3だけを求めて準備の成果を発揮する。