序盤こそイスラエルに押されたものの、20分過ぎから日本が主導権を握った前半だった。写真：金子拓弥（THE DIGEST写真部／JMPA代表撮影）

　現地７月30日、パリ五輪男子サッカーのグループステージ（GS）第３戦が行なわれ、U-23日本代表がU-23イスラエル代表と対戦。前半を０ー０で折り返した。 【画像】随時更新！パリ五輪で輝いた「日本人メダリスト」を厳選ショットで一挙紹介！（Part２） 　２戦２勝で決勝トーナメント進出を決めている日本は、GS２戦目のマリ戦から６人を入れ替え。DF内野貴史、DF鈴木海音、DF木村誠二、MF川崎颯太、MF佐藤恵允、FW藤尾翔太をスタメンで起用した。一方のイスラエルは１分け１敗で３戦目を迎え、GS突破するには日本に勝つ必要がある。 　序盤は、日本がイスラエルの攻撃を受ける構図となった。７分、日本は中盤から一本のスルーパスでDFラインの背後をとられてシュートに持ち込まれたが、守護神の小久保玲央ブライアンがストップ。ゴール前の混戦からシュートを打たれた10分のピンチも小久保が止めてみせた。 　18分にはカウンターでピンチを迎えたが、イスラエルのシュートは枠を逸れた。序盤のイスラエルの猛攻をしのいだ日本は、20分過ぎから主導権を握りはじめ、サイドを起点に反撃。30分にはCKから木村が頭に当てたが枠を捉えることはできず、31分のCKもゴールに結びつかなかった。 　 　33分には荒木遼太郎、内野、佐藤が絡んで左サイドを攻略。クロスから川崎がシュートを放ったが枠の上に外れてしまった。46分のCKも木村がヘディングでゴールを狙ったが、GKに防がれた。 　序盤のイスラエルの猛攻を立て続けに小久保がストップし、20分過ぎから日本が主導権を握りだした前半は、０－０で終了した。 　早朝４時キックオフの試合を見届けているファンは、「苦戦しているな」「山本理仁は大丈夫か？　何度も倒されてた」「サッカーは見ていてわくわくする」「日本はパスの精度を上げたい」「小久保のセーブが目立った」「後半に期待」などとSNSに書き込んでいた。 構成●THE DIGEST編集部