マイアミ・オープン

坂本怜(画像は全豪OP)[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は18日、シングルス予選1回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場した17歳で世界ランク955位の坂本怜は第21シードで同116位のV・コプジヴァ（チェコ）に6-7 (5-7)，6-7 (5-7)のストレートで敗れ、予選敗退となった。 【錦織圭、アルカラス、シナーらマイアミOP組合せ】 坂本は1月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）ジュニア男子シングルスで大会初制覇を成し遂げるとともに、日本勢男子では2019年7月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）ジュニアを制した望月慎太郎に次ぐ2人目の四大大会ジュニア優勝の快挙を達成した。 全豪オープン後は、出場はなかったものの2月にエジプトで行われた国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1プレーオフ「日本vsレバノン」（エジプト/カイロ、レッドクレー）に日本代表として召集されていた。 坂本にとって今大会はツアー大会初挑戦。この試合では193cmの長身をいかし12本のサービスエースを決めるなど世界116位という格上選手を相手にエースを量産。ファーストサービスが入ったときには70パーセントの確率でポイントを獲得しコプシヴァのブレークを3度に抑えた。 リターンゲームでは11度のブレークポイントを創出し3度ブレークに成功。しかし、タイブレークでは接戦の末に第1・第2セットともに落とし、2時間9分で力尽きた。 また、日本勢ではマイアミ・オープン予選に世界ランク71位の西岡良仁と同143位の望月が出場。本戦には同78位のダニエル太郎と同351位の錦織圭が参戦する。