16歳・張本美和「日本のファンの前でうれしい」前回初戦敗退のリベンジで8強 次は世界3位の中国戦「勝ちたい」
◆卓球世界ツアー ▽WTTファイナル 第1日(20日、福岡・北九州市立総合体育館) 【写真】張本美和、中学の制服姿の一枚 世界ランク上位選手が集ったWTTファイナルが開幕し、女子シングルス1回戦では、世界ランク6位の16歳・張本美和(木下グループ)は、同16位の田志希(韓国)を3(11―9、7―11、11―6、11―9)1で退け、8強入りを決めた。昨年の名古屋大会では初戦で世界ランク1位の孫穎莎(中国)に惜敗していただけに「初戦から勝ちきることができて良かった。声援がうれしくて、もう一回日本のファンの皆さんの前でプレーできるのでうれしい」とリベンジを果たし、笑顔を見せた。 美和の試合後に兄・智和(智和企画)も勝利し、きょうだいそろって8強入りを決めた。22日の準々決勝は世界ランク3位の王芸迪(中国)と激突。直近は今月上旬のWTTチャンピオンズフランクフルトの準決勝で2―4で敗れているだけに「もちろん勝ちたい。前回負けているのでリベンジしたい。中国選手との対戦も多くなってきて怖さはなくなってきている」と、強敵撃破へ腕をまくった。
報知新聞社