1700万円ベンツも購入…年商億超のマギーに密着『ダマってられない女たち』3話
2024年12月13日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI・剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』がスタート。”ダマってられないおんな”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。 【写真】年商億超え社長になったマギー テレビ界は「心がちょっとすり減りすぎました」 本稿では、第3回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・年商億超え社長になったマギーに密着! 今回は、MEGUMIが「日本でいちばん腹が綺麗」と絶賛するマギーに密着。ファッション誌『ViVi』(講談社)の専属モデルを務め、数々のバラエティ番組にも出演してきたマギーだが、7年前からテレビの出演数がゼロに。テレビから離れた理由を聞かれると、「心がちょっとすり減りすぎました」と涙ながらに明かしてくれた。 ボイスアクターの父親の収入が不安定だったため、家計の手助けをするために芸能界入りしたマギー。モデルになる前は家族3人で1週間の食費が1000円しかなかったり、家の電気が止まってしまったりと、経済的に過酷な状況にいたようだ。モデルとしての仕事を始めてからも、「ViViで人気になるには、テレビに出ないとダメ」と言われ「テレビに出たくて、デビューしたわけじゃない」と葛藤を感じた瞬間もあったらしい。 本当の自分じゃないキャラクターでバラエティ番組に出演して、それが素のマギーだと思われることに疲れ果てた彼女は、2021年に個人事務所を設立して実業家に転身。現在は、年商億超え社長として、新ビジネスを開拓している。 日本限定50台のメルセデス・ベンツ(1700万円)を現金一括購入するほどビジネスの世界でも成功をおさめているマギーだが、テレビ出演していたときのトラウマはいまだに拭うことができないようで、「テレビのわたしが100のマギーとして見られるのが苦しかった」と涙を流す場面も。友人のすみれも、「わたしのパパ(=石田純一)も“不倫は文化”って言ってないから。いまだに、『パパ、大丈夫だよ。言ってないんだよね』って言ってあげてる」とマギーが語る印象操作の恐ろしさに共感していた。 このVTRを見たゲストの松村沙友理は、「完璧でなんでもできるイメージだったから、疲れたって言ってくれてよかったなと思いました。こういう人でも、ちゃんと疲れるんだと思って愛おしくなった」と感想を述べながら、「わたしも(マギーと同じく)自分で稼ぎたいタイプ。ただ、まだ王子様探しちゅます」と将来のパートナーに思いを馳せていた。 ・なぜ、歌舞伎町で女性ホストが人気なのか? 続いて密着したのは、歌舞伎町で活躍するカリスマ女性ホスト・天使ニア。店舗の代表も務める彼女の年収は1億5000万円。家賃130万円の超高級タワマンに暮らすなど、着実に“成功者”としての道を歩んでいる。 しかし、ホストになった当初は天使の性別が女性だと分かった瞬間に「指名替えしたい」と言われたり、「ホストに近づくためにやってるんでしょ」などと罵られることもあったらしい。 そんな彼女の転機となったのは、1本のYouTube。天使の生活に密着した動画が50万回再生を突破した翌日から「指名したい」と言う“姫”が続々と来店するように。そのあたりから、「いままでよりも生きるのが楽になった」ようだ。 ホストといえば、グイグイ接客のイメージを持つ人が多いが、天使の接客は正反対。「寂しかった」「ほかの店とか行かないでね……」などと健気に伝える姿に、“姫”たちはメロメロに。実際に、天使の指名客も「(ホストは)煽られたり、怖いのかな? と思っていたけれど、そういうのがなくて優しいから会いたくなっちゃいます」と話していた。 ちなみに天使は性自認も恋愛対象も女性らしく、「今まで女の子としか付き合ったことがない」という。「8割の女性は女性を好きになれます」という天使の言葉を聞いた森香澄は「きっかけでしょうね」と共感しながら、「女性から告白された経験はある?」と聞かれると、「女性からモテたことはあまりないですね。男性からはモテました」とぶっちゃけて、スタジオの笑いを誘っていた。
菜本かな