【立憲VS維新】長崎3区補選の注目政策は?ここだけの立候補者のプチ情報も!(候補者タイムショック)
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年4月19日に公開された動画のテーマは「立憲vs維新!衆院長崎3区補選」です。 ゲストに日本大学教授の西田亮介氏とライターの平河エリ氏をお招きし、野党対決となる衆院長崎3区の補選の現状や注目ポイントについて詳しく解説してもらいました。 【このトピックのポイント】 ・自民党が不戦敗を選んだ理由とは?! ・立憲VS維新の政策の注目ポイントとは?! ・両候補者が尊敬する偉人はあの人!
自民党が不戦敗を選んだ理由とは?
衆院補選の長崎3区では、立憲民主党の山田勝彦氏と日本維新の会の井上翔一朗氏の2名が立候補しました。 MC伊藤由佳莉「自民党が長崎3区を不戦敗としたのは、どういう理由なのでしょうか?」 平河氏「出ても勝てない、出たとしても党にとってプラスになるかわからないという、諸々の理由を含めての結果ではないか」(自民党裏金問題で)辞任した谷川弥一氏のインパクトが強すぎたとコメントしました。 西田氏は「補選全体で、何勝何敗かが、政権の評価に繋がってくる。だから勝てるなら候補を出す。しかし、勝てないあるいは負けてしまう可能性が高い時は、政権としても、自民党としても、利害関係がものすごく難しい」と言及しました。 自民党の不戦敗は、戦略なのでしょうか? 長崎は次回の選挙から、区割り変更により選挙区が1つ減少します。 「今頑張ったところで次をどうする?」などの調整があったのではと西田氏は推察しました。
MC伊藤「今回、野党同士の一騎打ちになります。今後の野党第1党が立憲民主党か、日本維新の会かを占う選挙になりそうですか?」 西田氏「ある種の試金石となり、野党第1党の行末を占うような選挙区になっています」 一般論で言えば、維新の会は、都市型。地方や関西以外の地域の浸透度や地盤を考えても、挑戦という印象があると西田氏は語ります。 MC伊藤「告示日の前に選挙ドットコムとJX通信社が行った調査では、ほぼ全ての地域で山田氏がリードしている状況でした。一方、まだ5割が態度未表明なので、今後どうなるかわからない状況です」 平河氏は「山田氏は、比例当選とはいえ現職です。父親は農林水産大臣を務めた世襲議員。当然名前も知れ渡っています。次の選挙では、山田氏は新長崎2区、井上氏は新長崎3区で出馬予定と言われています。今回の選挙の勝敗もですが、次の選挙の行く末を占う意味もある」とコメントしました。 明らかに情勢が不利な選挙区から立候補する理由について問うと、政治や選挙に挑戦したい人も含めて「選挙の基礎的な話として、何度も選挙に出て認知してもらうのはすごく重要」と西田氏は解説。平河氏も「いわゆる顔見せみたいな要素もあるかな」と同意しました。