他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(6)中日編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(セントラル・リーグ野手編)
中日・石垣雅海
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/88kg ・生年月日:1998年9月21日 ・経歴:酒田南高 ・ドラフト:2016年ドラフト3位 チームのドラフト戦略によって厳しい立場になっている石垣雅海。今季はファームで好成績を残したが、わずか22試合の一軍出場に終わった。 2016年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した石垣。ルーキーイヤーからファームを主戦場に実戦経験を積み、徐々に一軍での出場機会を増加させた。 2022年には自己最多の50試合に出場し、3本塁打を記録。将来の大砲候補が、能力の一端を示した。 しかしながら、同年は打率.162と確実性に課題を露呈。さらに、オフに行われたドラフト会議では福永裕基をはじめとする、4人のライバルが加入した。 今季は二軍で66試合出場、打率.284、4本塁打と結果を残したが、一軍出場は22試合に限られた。 さらに、今年のドラフトでも2位指名の津田啓史、3位指名の辻本倫太郎と、同じ右打ちの内野手を相次いで支配下指名。来季はさらに激しいレギュラー争いが予想されている。
ベースボールチャンネル編集部