ゆったり過ごしたいなら低めのファニチャーがおすすめ! 「ハイスタイル」と「ロースタイル」それぞれの魅力とは
各メーカーから多種多様なアイテムが販売されているキャンプ用品。自分好みのデザインに統一したり、より快適に過ごせるスタイルを見つけたりと、ギアの組み合わせを工夫していくのもキャンプの楽しみの1つですよね。そんなギア選びですが、椅子やテーブルの「高さ」によってキャンプの過ごし方が変わるのをご存じでしょうか。今回はキャンプギアの高さに注目して、2つのスタイルをご紹介します。 【写真】色々なタイプがあるアウトドアテーブルのスタイルを見る(全11枚)
キャンプスタイルは椅子やテーブルの高さで決まる!
テーブルや椅子、コンロなどは基本的に高さを揃えるのが一般的。高さが60センチ以上のテーブルを中心として椅子などを配置するのが「ハイスタイル」、それよりも少し低めで高さが40センチ前後のテーブルを使用するのが「ロースタイル」です。 そのため同じキャンパーでも、高めのギアで統一するハイスタイル派と、低めのアイテムを揃えてレイアウトする「ロースタイル派」に分かれるようです。
賑やかなワイワイキャンプに向いているハイスタイル
ハイスタイルのメリットは、立ったり座ったりと小まめに動きやすいということ。落ち着いて座っていることが少ない、ファミリーキャンプやグループキャンプに向いています。ワイワイとみんなで料理をしたり、大人数でテーブルを囲んで会話を楽しんだり、自宅のキッチンやダイニングのように過ごしたい人はハイスタイルのギアを選びましょう。 また、色々試した結果ハイスタイルに落ち着いたというキャンパーも。深く座り込むロースタイルでは腰への負担が大きく、腰痛のある人にとってはハイスタイルの方が楽なようです。さらに地面を這う虫から距離をとることができるので、虫が苦手という人にもハイスタイルがおすすめだったりします。
より身近に自然を感じられるロースタイル
ロースタイルの魅力として、地面近くに座り込むため「自然を感じやすい」という点が挙げられます。湖畔キャンプで湖を眺めたり、焚き火のそばで星空を見上げたりと、自宅のリビング感覚で過ごすシチュエーションにぴったり。食事についても、低めのコンロを使ってのんびり調理しながら食べることができます。 ロースタイルのギアはコンパクトなものが多いので、荷物を小さくまとめられるのも大きなメリット。コンパクトカーやバイクに積みやすく、ソロキャンパーなどに好まれるスタイルでもあります。 それぞれにメリットがあるハイスタイルとロースタイル。ライフステージによってスタイルも変わっていくかもしれません。高さが調節できるアイテムや、ハイスタイルでもコンパクトに収納できるギアも販売されています。色々と試してみて、自分に合った快適なスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。
ソトラバ編集部