横浜がDeNAに染まる! 牧秀悟「めちゃくちゃ楽しみ」30日に日本一パレード、前夜から街はすでにベイブルー
日本シリーズを制したDeNAの「日本一 優勝パレード2024」を翌日に控えた29日、横浜市内で機運を高める演出が始まった。横浜スタジアムなど市内の52施設が、ベイスターズのチームカラーである青でライトアップ。30日午前10時から始まるパレードには約15万人の来場が見込まれており、街中がさらなる熱気に包まれそうだ。主将の牧秀悟内野手(26)は、ファンとともに歓喜を分かち合う瞬間を心待ちにした。 【写真】母の散髪でビシッと決めたDeNA・牧 パレード前夜の横浜市内が、ベイスターズのチームカラーである青で染まった。横浜スタジアムや横浜マリンタワーなど52施設がライトアップされ、日本一の祝福ムードが街中に拡大。主将の牧は「やっぱりファンの皆さんが喜んでいる姿を見たい。めちゃくちゃ楽しみです」と胸を高鳴らせた。 三浦監督や牧ら選手が参加するパレードのコースは、複合施設「横浜ハンマーヘッド」から横浜スタジアムの目の前にある日本大通りまでの約1・5キロ。赤レンガ倉庫や横浜税関前を経由する。出発地点の一部は特別観覧エリアとなり、チケットは完売。公道での開催のため観覧は自由で、約15万人の来場が見込まれている。 「ファンと共に作り上げるパレード」をコンセプトに掲げ、開催費用を募るためのクラウドファンディングも実施。300万円で後日に三浦監督とリムジンパーティーを満喫できる権利など、支援額に応じた特典がある。29日午後9時時点で4587万500円が集まる盛況ぶりだ。 パレードの開催はリーグ優勝、日本一を成し遂げた1998年以来26年ぶり。前回はパシフィコ横浜から横浜スタジアムまでの2・2キロで行われ、約40万人が沿道を埋め尽くした。紙吹雪が舞う花道を現役選手として進んだ三浦監督は「光景は今でも(脳裏に)残っている」と懐かしむ。 横浜市内のライトアップは30日にも予定されており、みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」では午後5時から同9時半頃にかけて30分おきに計10度、ベイスターズのロゴなどが現れる特別演出を実施。同日夜には横浜港大さん橋で青を中心にした花火が打ち上げられる。 三浦監督が「ファンの方と一緒に楽しめるパレードにしたい」と心待ちにすれば、「待ち望んだファンの皆さんがいる。自分たちよりうれしいんじゃないか。恩返しじゃないけど、喜んで一日を過ごしてほしい」と牧。26年分の思いを込め、青一色の横浜で喜びを分かち合う。