新型コロナ対策は効果がなかった? 消毒液やアクリル板の意味 専門家から驚きの指摘が【大石が聞く】
クラスターが飲食店よりも、病院や介護施設、学校などで起こっていた事実を考えても、飲食店重視の対策には疑問が残ります。 (愛知県立大学 清水宣明教授) 「『飲食店が危ない』と最初印象付けてしまった。それをずっと続けてしまったというのは私は罪深いと思う」 空白ばかりの予約帳を見ながら、晴快荘の女将は… (大石アンカーマン) 「緊急事態宣言がもう出ていた時だから…」 (晴快荘 鈴木ひで子 女将) 「予約入らなかったというより、休業していた」 (大石アンカーマン) 「コロナ禍の3年ってどんな3年でした?」 (晴快荘 鈴木ひで子 女将) 「何とも言えない。国からお金を借りて何とかやってきたけれど、従業員の給料や家賃、仕入れのお金を払ったり、これから返済していくのにどうしていこうか。赤字だから銀行はお金を貸してくれないし。今、地獄です」 ■「大石が聞く」の医療イベントで専門家に聞いた「コロナ禍の今後」 【CBCホール 2023年12月3日】 2023年12月3日、CBCテレビでは「大石が聞く」の医療イベントを開催。 医師やウイルス学の研究者3人を招き、コロナ禍の今後を考えました。 (京都大学医生物学研究所 宮沢孝幸准教授) 「このウイルスが出た時から、世の中の動きがおかしい。ウイルス学を無視した政策が取られた。ロックダウンに近いことをした。そんなものはナンセンスだと言っていた」 5類になってから国は詳しい感染者数を公表していませんが、厚生労働省のデータを元に、第8波と2023年5月以降を比べると第9波とも言える山が。感染拡大はまだ繰り返されているのです。 (産婦人科 丸田佳奈医師) 「重症化しやすい人っていうのはいまだに変わっていません。オミクロンになってから重症化しにくくはなってますけども、まだまだハイリスクの人たちにとっては怖い病気」 (名古屋大学医学部附属病院 山本尚範医師) 「アメリカのデータを見ると、アメリカの全人口の15%の人がコロナの後遺症を経験し、1.5%の人は後遺症によって、今ほとんど生活がままならない状況になっている」 「ここはどういうふうに対応していけばいいかということは、きちっと見ていく必要がある」
今後、より病原性の強い変異株が出現しない保証はありません。国による「コロナ対策の総括」が求められています。 2023年12月7日放送 CBCテレビ「チャント!」より
CBCテレビ
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