新型コロナ対策は効果がなかった? 消毒液やアクリル板の意味 専門家から驚きの指摘が【大石が聞く】
新型コロナウイルスが接触感染することは「確率的にも考えられない」とのこと。 (愛知県立大学 清水宣明教授) 「常識的な手洗いや消毒はエチケット的にも良いと思うが、コロナに特化した過剰な消毒などは必要なかった」 また、国の推奨で、あらゆる場所に置かれた“パーティション”については… (愛知県立大学 清水宣明教授) 「新型コロナの場合にはパーティションでは止められない」 (愛知県立大学 清水宣明教授) 「新型コロナの感染は最初、飛沫感染だと言われました。飛沫はこういう風に飛びますので。(粒が)大きいのですぐ下に落ちてしまう」 (大石アンカーマン) 「ただコロナウイルスは飛沫ではない」 (愛知県立大学 清水宣明教授) 「はい。こういうふうにすぐには落ちない。もっと粒子が小さくて空中を漂う」 ■新型コロナウイルスは“空気感染”が主…煙を使って実験すると? 新型コロナウイルスは飛沫よりも、空気中に漂う細かい粒子「エアロゾル」による“空気感染”が主だと分かっています。 大学や幼稚園などでの換気実験でも使われているという、スモークマシンの煙をエアロゾルに見立て、アクリル板に当ててみると… (愛知県立大学 清水宣明教授) 「吐き出されたときは一度止まるが、空間全体に広がっていきます」 (大石アンカーマン) 「たしかに、アクリル板でブロックされて、それが上へ上へ立ち上っていきますね」 アクリル板に当たった煙が跳ね返り、部屋中に広がっていくのが分かります。 (愛知県立大学 清水宣明教授) 「空気が動きにくくなってしまう。邪魔ですから」 「少し緩い扇風機などで空気を動かしていればよかった。ここで(アクリル板で)止めてしまってはダメなんです」 飲食店には厨房に強力な換気扇がありますが、アクリル板によって空気の流れが妨げられ、逆に“ウイルスを滞留させた”可能性が高いというのです。 (大石アンカーマン) 「女将さん、何枚買ったんですか? アクリル板」 (晴快荘 鈴木ひで子 女将) 「20枚か30枚くらい買った。お金の無駄…」
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