「サクラサク」へ粘り強く…徳島・JR学駅で「合格祈願きっぷ」と「入学米」販売
受験期を迎え、JR学駅(徳島県吉野川市川島町学)では「合格祈願きっぷ」や地元住民が駅周辺で収穫した「入学米」が臨時販売されている。臨時販売は5日までと11~13日に行われ、各日午前9時~午後5時。 【写真】JR学駅で販売されている合格祈願きっぷ
合格祈願きっぷ(税込み950円)は学駅の入場券5枚とお守り袋のセット。入場券であることを示す「入」の字と、駅名の「学」が縦に並び、「5」枚で「ご(5)入学」となり受験生に人気がある。四国の主要駅で通年販売しているほか、2月末まで東京や大阪の書店でも購入できる。学駅では年始のみ、駅員や地元で農作物を扱う合同会社「川島えがお倶楽部(くらぶ)」が販売している。
「入学米」(2合、税込み900円)は、駅周辺で収穫された「あきさかり」を使用。粘りと甘みが特長といい、同社が「粘り強く受験勉強に取り組んでほしい」との思いで商品化した。
今年高校受験に臨む徳島市の男子生徒(14)は2日に学駅を訪れ、切符と米を購入。「駅名は珍しく、縁起が良い。合格を目指して一生懸命頑張りたい」と話していた。