大藤・横井ペアがきはみわを下して金メダル!女子ダブルスでは日本勢54年ぶりの快挙【卓球 アジア選手権】
<2024年10月7日(月)~10月13日(日)第27回ITTF-アジア卓球選手権大会@カザフスタン・アスタナ> 【結果速報】『第27回ITTF-アジア卓球選手権大会2024』10月7日(月)~13日(日)開催! 10月13日、女子ダブルス決勝で大藤沙月(20)/横井咲桜(20=ミキハウス)が張本美和(16)/木原美悠(20=木下グループ)をゲームカウント3-2のフルゲームで下して優勝。金メダルを獲得した。 女子シングルス決勝直後に行われた女子ダブルス決勝は、準決勝で中国ペアをストレートで下した大藤/横井、同じく難敵インドペアを下した張本/木原という日本ペア同士の対決となった。
第1ゲーム序盤は、安定感のあるドライブ連打で大藤・横井がリード。 中盤で張本・木原がサイドを切る厳しいコース取りで相手を大きく動かし逆転するが、ゲームポイントでの張本のサーブミスも響き、14-12で大藤・横井が奪う。 第2ゲームは、張本・木原がリードするもなかなか離すことができない。一進一退となるも粘り強くラリーを続けた大藤・横井がゲームを連取。 第3ゲームはよりアグレッシブに攻めた張本/木原。 張本の前陣でのカウンターブロックなどスピーディーなプレーでゲームを奪い返すと、第4ゲームはフォアストレートのボールで相手のミスを誘い、ゲームカウント2-2に追いつく。 最終第5ゲームは仕掛けていった張本・木原にミスが出て、大藤・横井が5-0とリードすると、その後もミスなくラリーを続けて連続得点。結局、張本・木原に1本も与えず11-0で優勝を決めた。 女子ダブルスの日本ペアの優勝は1970年名古屋大会(※前身のアジア卓球連盟主催時代)の小堀世津子・小沼由紀子以来、54年ぶりの快挙となった。 直前の女子シングルス決勝で敗れた張本は、女子ダブルスも敗れて銀メダル。 3冠はならなず悔しい最終日となったものの、団体で金、個人2種目で銀と堂々たる結果を残した。
<アジア選手権 女子ダブルス決勝>
大藤沙月/横井咲桜 3-2 張本美和/木原美悠 14-12/11-9/8-11/8-11/11-0
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