【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースは今季、大谷翔平選手らの活躍でワールドシリーズ制覇を成し遂げたが、連覇を目指すために今オフも補強に積極的に動くとみられている。特に、戦力が手薄な遊撃手の補強は来季の鍵を握る。米メディア『ニュース・ウィーク』のザック・プレスネル記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　ドジャースは現在、フリーエージェント（FA）となっているミルウォーキー・ブリュワーズのウィリー・アダメス内野手の獲得に動くとの見方が強い。資金力があって遊撃手を必要としているドジャースにとっては魅力的な選手だが、他球団もアダメスを狙っている。 　同じ西海岸のサンフランシスコ・ジャイアンツは、アダメスに7年総額1億8000万ドル（約273億円）の契約を提示すると予想されている。ジャイアンツの編成本部長に就任したバスター・ポージー氏は、GM会議で遊撃手を固めたいと発言している。 　ジャイアンツの動向にプレスネル氏は「ポージーが選手として多くの成功を収めたことを考えれば、彼がジャイアンツに同じ成功をもたらしたいと強く願っていることは容易に想像できる。このことを踏まえると、ジャイアンツがドジャースを金額で上回り、アダメスを獲得する可能性は、それほど突飛な予測ではない」と言及した。