「はじりこ」西垣匠、天宮役演じるための裏話明かす「朝からずっとおしゃべりして…」
――西垣さんは現在、ドラマ「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)や「わたしの宝物」(フジテレビ系)、映画「六人の嘘つきな大学生」にもご出演されるなど大活躍されていますが、お芝居のどういう部分に楽しさを感じていますか? 「僕、役作りをする作業が好きなんです。例えば『顔に泥を塗る』(2024年7月期/テレビ朝日系)であれば、弁護士の役は初めてだったので、裁判所に傍聴に行き、弁護士の方がどういう話し方をされるのか聞きに行ったり。今回も、天宮はこういうキャラクターだっていうのをノートにバーッと書き出して読み返して…。自ら手足を動かして、徐々に役を自分のものにしていく行程が楽しいんです」 ――考えるのみならず、手足を動かして役をつかんでいくタイプなのですね。 「はい。あと、台本を読んでいると、物語の世界を自分のみならず役の目線からも見られるので、客観的に物事を考えられる時間にもなって。今まで自分が気付かなかったことに気付けたり、昔の出来事と重ね合わせて『あの時、実はあの人もこういうふうに思っていたんじゃないかな』と何年かぶりに考えたり。そういうことができるのもすごく面白いなと思います」 ――2024年、プライベートでの思い出があれば教えてください。 「今年ゴルフを始めて、先日ラウンドも回ってきました! 以前お仕事でチャレンジして、それ以来しばらく触れる機会がなかったのですが、先輩から『一緒に行こう』とお誘いいただいて。基本的にインドア派なのですが、ゴルフは走り回るスポーツではないですし、自然の中で集中して臨むというのがなかなか楽しくて、今後も続けていけたらと思います」
――今作のように、最近西垣さんの胸をキュンとさせた存在は? 「ラッコです。先日1週間くらいお休みがあり、ラッコを見に(三重の)鳥羽水族館に行ってきました。泳いでいる姿やおもちゃで遊んでいる姿など、とにかく動きがかわいくないですか…? そもそも水族館が好きで、ラッコはもちろん、ペンギンや熱帯魚を見ながらボーっと過ごして癒やされています」 ――最後に、今作の魅力のアピールをお願いします。 「すごくテンポ感が良く、見ていて飽きないと思います。そして、少女漫画ならではといいますか、みんなの気持ちが揺れ動くさまが視覚的にも分かりやすく作られていて、そこも魅力の一つかなと。なにより作品名もそうですが、出会いから『離婚してくださる?』なんて作品は見たことがないですし、そこからから引き込まれてずっと見続けられる作品になっているので、ぜひご覧いただけたらうれしいです」