阪神・村上 40歳現役宣言!母校後輩の「僕が入団するまで待ってて」に呼応「居続けられるように」
阪神・村上が、故郷・兵庫県南あわじ市の教育委員会主催「夢プロジェクト」で母校の賀集小を訪れ、児童約190人とふれあった。キャッチボール、記念撮影などで約1時間交流。トークショーでは「40歳まで現役」の目標を初公言し、締めのあいさつで6年生の野球少年から送られた「僕が阪神に入団するまで待っていてください!」のラブコールに呼応。プロとしての長寿を誓い、後輩との共闘を心待ちにした。 「(阪神に)ずっと居続けられるように頑張りたい。今いる子供たちと一緒にできたら本当にうれしい。(少年も)言ったことは覚えていると思う。自分も忘れずにやりたい」 息の長い活躍で、淡路島の野球衰退に歯止めをかける。全国的に進む野球人口の減少は故郷も例外ではない。自身の小学生時代と比べ、賀集地区の野球チームは合併や縮小が加速。「悲しい。1、2人でもいいので(野球を)始めてもらえたら」と26歳右腕。少年少女が白球を追うきっかけや目標であり続けるべく、鍛錬は怠らない。 「30歳を過ぎたら体の動きが違うと(先輩から)聞く。でもトレーニングを継続してやっていけば、大丈夫」 熱意をぶつけた少年が仮に高卒でプロ入りした場合、背番号41は脂が乗った30歳過ぎ。追いかけてくる数々の新星をはねのけ、村上少年が憧れ続けた藤川球児ばりの「40歳現役」を成し遂げる。(八木 勇磨)