「シーズン最初の試合は難しい」開幕戦ドロー発進のアトレティコ、シメオネ監督は「チームとしては良い試合をしていた」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、開幕戦のドローを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 アトレティコは19日に行われたラ・リーガ開幕節でビジャレアルと対戦。シメオネ体制14季目を迎えたチームは、18分に一瞬の隙から失点を許すもすぐさまマルコス・ジョレンテが同点ゴールを決めてイーブンに。その後はオウンゴールから失点したが、アレクサンダー・セルロートが古巣相手にゴールを記録して再び同点とすると、後半は中々好機を作ることができないまま、2-2のドローに終わった。 開幕戦白星ならずのシメオネ監督は、難しい相手との一戦だったと強調しつつ、チームに改善の余地がまだあることは認めている。 「シーズン最初の試合はいつもそうだが、難しい試合になる。そして今日は、自分たちのやりたいことがはっきりしているライバルが相手だった。良い試合ができたと思うが、改善すべき場面もあっただろう。我々は相手が攻めてきたわずかな時間に2失点した」 「集団的なパフォーマンスを向上させるため、選手たちと話し合う必要があるだろう。チームとしては良い試合をしていた。新加入選手はそれぞれ期待に応えてくれたと思う。ル・ノルマンは実直なディフェンダーであり、セルロートはゴールに近い。フリアンはプレーするシステムに慣れつつあり、自分の持つものを強化していけるはずだ」 また、シメオネ監督は残り2週間を切った移籍市場にも触れており、「退団は多くの状況に左右される非常にデリケートなものだ。獲得についてはクラブが動いており、必要な選手の加入が近づいていると思う」ともコメントしている。
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