井之脇海×金子大地『晩餐ブルース』に草川拓弥、穂志もえから出演 キービジュアルも公開
2025年1月22日よりテレビ東京ほかで放送がスタートする井之脇海と金子大地のW主演ドラマ『晩餐ブルース』に草川拓弥、穂志もえか、石田卓也が出演することが決定し、あわせてキービジュアルが公開された。 【写真】井之脇海と金子大地を繋ぐキーマンを演じる草川拓弥 本作は、夢を叶えたものの何かを消耗中なサラリーマンと、夢からドロップアウトしたニートが織りなす、深夜の“晩活”グルメドラマ。脚本は、ドラマ『SHUT UP』(テレビ東京系)の山西竜矢、『外道の歌』の灯敦生、映画『正しいバスの見分け方』の高橋名月、『高額当選しちゃいました』(フジテレビ系)の阿部凌大らが手がけ、監督は、『ココでのはなし』のこささりょうまと『マイスモールランド』の川和田恵真が務める。 ドラマディレクターとしてテレビ局で働く田窪優太(井之脇海)は、夢を叶えたものの仕事に忙殺され、エサのように食事を取る日々。かつてあった情熱も消え去り、無性にイライラしてしまうなど、不安定な毎日を送っていた。一方、料理人として順調だったはずの佐藤耕助(金子大地)は、人知れず料理人を辞め、現在はニート生活を送っていた。高校時代の旧友である2人は、友人の離婚をきっかけに再会。そしてある出来事をキッカケに、ただ一緒に晩ご飯を食べる関係に。そして、そんな“晩餐活動”(略して晩活)を通して、優太と耕助は心を回復させ自分らしさを取り戻していく。 新たに出演が発表された草川が演じるのは、優太と耕助の旧友・蒔田葵。蒔田は、お気楽に見えるように振舞っているが、実はある出来事や自分自身の一面から現実逃避をし続けている。さらに、優太と同期のプロデューサーで、男性社会でサバイブする中で生きづらさを抱える上野ゆいを穂志、優太の先輩の売れっ子ディレクターで、社内の人気者ではあるが、気づけば友人が一人もいない木山高志を石田が演じる。 公開されたキービジュアルには、高校時代からの友人である優太、耕助、葵が、色彩豊かな食材とともに顔を寄せ合う姿が捉えられている。 草川拓弥(蒔田葵役)コメント 本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想 蒔田葵を演じさせていただきます。草川拓弥です。友情・会話・食事にフォーカスをあてた作品で、会話の温もりがとにかく好きだなぁと思いました。ト書きに書かれている料理工程に気づいたらお腹が鳴ったのを覚えています (笑)。これも食べられるあれも食べられるとワクワクしました。本間プロデューサーとは今回で3回目になります。 本間プロデューサーの思い描く世界が本当に好きで、また自分が表現できるんだと嬉しい気持ちです。 演じる役どころについての印象 葵は離婚経験があり、その事が原因で本来あるはずの自分を見失っている役どころです。普段は明るく気遣いのできる人で、物事を捉えて導く力もあると思います。何事にもせっかちなところがあるので、時にそれが裏目に出るところもまた人間味があって好きです。 視聴者へ見どころなどメッセージ 衣装合わせの際にこささ監督からお話をいただいた、 靴紐が解けた人が気づかずに生活していて、人との会話、料理をきっかけに、それに気づきまた結び直すような作品。まさしくここに全てが集約されている気がします。このお言葉を聞いて更に素敵な作品を目指したいと思ったと同時に、皆さんにしっかり届けたいと思いました。温もりのある会話。そして豊かな食事に、是非、食の誘惑をくらってください! 穂志もえか(上野ゆい役)コメント 本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想 企画書を読ませていただいた段階で、私が思ってたことが言語化されてるんだけど何事...? 絶対やりたい! と思いました。台本も一貫して語られる目線がずっと優しく、登場人物それぞれに付かず離れず寄り添っていて感動しました。この作品と出会えて、参加できることになって、本当に嬉しいです。張り切りすぎないようにします! 演じる役どころについての印象 上野は入社10年目、プロデューサーになるまで、そしてプロデューサーになった今も性差の壁や年齢の偏見、モラハラ・セクハラの被害など、色んなことを経験しているはずです。 そんな中でもここまでこの仕事を続けてきたしぶとさはあるけれど、“自分はこのスタンスでいくんだ”、というものはまだ確立されていない。絶賛もがき中。 そんな揺らぎのある、人間臭さが魅力的な人物なのではないかなと感じています。 視聴者へ見どころなどメッセージ 脚本を読んでいるだけでも登場するご飯が美味しそうで美味しそうで! これは深夜に食欲をそそられるドラマであるかもしれません...。オンエアが楽しみです。 人とご飯を食べる時間、それは自分や相手を大切に思える特別なひとときでもあり、立ち止まり方を忘れてしまったり、生き急ぐように走り続ける人たちの休息の場になりうるのだと。 寒い冬に、心から温まることができるドラマだと思います! お楽しみに。 石田卓也(木山高志役)コメント 本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想 現代を生きる大人たちが感じている孤独感や、モヤモヤした気持ちがとてもリアルに描かれている作品だと感じました。多くの人が抱えているにも関わらず、吐き出せない気持ち。僕自身も共感できる部分が非常に多かったです。 このような作品に参加できることをとても嬉しく感じました。 演じる役どころについての印象 芸術肌なディレクターではないが、人間関係も仕事もそつなくこなせる器用さがある。勘違いされることも多いが、根本的には良いヤツだと思います。 視聴者へ見どころなどメッセージ 寝る前に何気ない気持ちで、このドラマに浸ってください。翌朝、ほんの少し、心が軽くなっているかもしれません。
リアルサウンド編集部