ルーキー政田夢乃は池ポチャダボで初優勝逃す! 「悔しい」2位も24歳は「今後につながる」と前を向いた
「最終ホールもバーディを取れたらいいな……」と攻めた結果が……
17番までは優勝争いに加わり、ルーキーらしからぬ堂々としたプレーで試合を引っ張った。 首位に6打差でスタートしながらも攻める気持ちを前に出し、2番で左奥から3メートルを決めバーディ先行。7番からは3連続バーディを奪って首位に並んだ。後半も11、17番でスコアを伸ばしたが、最後の最後に落とし穴が待っていた。 ゴルフで池がらみのホールはプロでも簡単ではない。パリ五輪日本代表の山下美夢有も勝負どころの最終日16番で"池ポチャ"のダブルボギーをたたいて、メダル逃しの4位にとどまった。 「もう少しマネジメントをしっかりして最終ホールに挑みたかったなっていう感じです。流れがすごくよかったし、最終ホールもバーディを取れたらいいなという気持ちではありました」
今大会の最多バーディ賞に輝いたルーキー
古江彩佳、西村優菜と同じプラチナ世代に属する2000年7月28日、北海道札幌市生まれ。3歳でゴルフを始め、北海学園札幌高時代の2017年に全国高等学校ゴルフ選手権、2018年北海道ジュニア選手権で優勝。昨年プロテストに5度目のチャレンジで合格を果たした。今季はQTランキング147位からのスタートだったが、リランキングを30位でクリア。レギュラーツアー出場は今大会が8試合目だった。 ルーキーイヤー優勝の夢は今後に先送りになったが、2位は自己最高成績で、おまけに今大会の最多バーディ賞(17個、賞金100万円=提供 明治安田生命)にも輝いた。 「今週は距離がすご長かったんですけど、私はそんなに飛ぶタイプじゃないのに、それでもたくさんバーディが取れるんだなっていうのも思いましたし、2位で悔しいんですけど、今後につながるプレーができたかなって思います」 24歳のルーキーが笑顔で前を向いた。
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